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ゴミ屋敷片付けを自分で行う方法と注意点を解説

手順

ゴミ屋敷片付けを自分で行う方法と注意点を解説

目次

ゴミ屋敷片付けを自分で行う前に、現場スタッフとしての結論を先にお伝えします

遺品整理の現場に立っている立場から、まず結論をお伝えします。ゴミ屋敷片付けを自分でやること自体は、十分に可能です。実際、ご自身で相当な範囲まで進めてから最後の一部だけご相談される方も少なくありません。

ただし、はっきりとした境目があります。それは「物量を自分の手と時間で分けきれるか」「遺品や貴重品の判断を自分ひとりで背負えるか」の2つです。この2つを踏み越えたまま作業を続けると、時間が延び、体を痛め、大事な物をゴミに紛れさせ、最終的に家族間の空気まで悪くなる——という順番で、すべてが同時に悪化していきます。

自分でできる範囲は確実にある、ただし「境目」がある

「自分でやる」と「業者に頼む」は、0か100かではありません。実際にうまく進んでいる方の多くは、明らかなゴミの排出と、貴重品の先行回収までを自分で行い、量が多い部分や重い家具、判断に迷う遺品を相談に回すという組み立て方をしています。

この記事では、自分で進めるための現実的な手順・道具・日数を先に押さえたうえで、「どこまでなら自分で安全に進められるのか」を、ご自身で判定できる形にしてお渡しします。無理に業者に寄せる話ではなく、どちらを選んでも失敗しないための判断材料としてお読みください。

遺品が混ざる片付けは「捨てる」より「分ける」が本当の難所

単なる不用品の排出であれば、袋に入れて出すだけです。しかし、亡くなったご家族の家・ご実家の片付けとなると、そこには通帳や印鑑、保険や年金の書類、権利書、写真、手紙、仏具、故人が大切にしていた品が必ず混ざっています。

ここで多くの方の手が止まります。ゴミ袋を持ったまま、「これは捨てていいのか」「兄弟に確認すべきか」「後で必要になる書類ではないか」と考え込む時間が、実は作業時間の大半を食い潰します。ゴミ屋敷片付けを自分でやるときの本当の敵は、物量そのものより「判断の回数」です。後半で、この判断回数を減らすための具体的な設計をお伝えします。

恥ずかしさや近隣の目が気になる方へ

「こんな状態を人に見せたくない」「近所に知られたくない」——このお気持ちは、現場でもっとも多く伺うものです。だからこそ、ご自身で片付けようと考える方が多いのも自然なことだと思っています。

一方で、自力作業のほうが玄関前に物が溜まる時間が長くなり、かえって目立ってしまうことがあります。人目への配慮は「自分でやるか頼むか」ではなく、運び方・時間帯・動線の設計で決まります。この点も具体的にご紹介します。

「まだ何も決めていない」「まずは今の状態を見てもらって、費用感だけ知りたい」——そんな段階でも大丈夫です。ご相談とお見積りは無料で、出張料もいただいておりません。相見積もりのご検討中でも構いませんし、ご家族に説明しづらい状況や、退去の期限が迫っているご事情も含めて、24時間365日・年中無休で受け付けています。

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ゴミ屋敷片付けを自分で進めるときの基本手順と準備

いきなり手をつけると、ほぼ確実に「途中で山を崩しただけ」の状態になります。順番を守るだけで、同じ体力でも進む量がまったく変わります。

作業前にそろえたい道具と装備の最低ライン

装備を軽く見た結果、ケガや体調不良で作業が止まるケースは非常に多いです。以下は「これだけは」という最低ラインです。

厚手の作業用手袋(ゴム引きのもの/軍手だけではガラスや針が貫通します)、底の厚い靴またはスリッパではない室内履き、粉じん用のマスク、長袖・長ズボン、大容量のゴミ袋(自治体指定がある地域は指定袋)、中身の見えない不透明袋、段ボール数枚、ガムテープ、油性ペン、消毒用アルコール、除菌シート、虫よけスプレー、簡易的な照明(電気が止まっている場合)。

加えて、作業前の記録撮影を必ず行ってください。後で見積を取る場合も、ご家族に状況を説明する場合も、この記録が最短の説明資料になります。撮り方は順番が大事です。

静止画は「部屋の4隅 → 床面 → 天井付近(積み上がりの高さがわかるように) → 玄関から搬出口までの動線」の順。動画は15秒×3本で、①玄関から奥へ歩きながら、②物量の高さが分かるように床から見上げて、③水回り(台所・浴室・トイレ)を一周。この6分程度の作業が、後の判断をすべて楽にします。

逆に撮らないほうがよい物もあります。通帳や書類の中身、印鑑、現金の在処、故人の遺影や個人情報が写り込むもの。共有する可能性がある記録に、貴重品の場所を残さないでください。

30分×4コマで進める、作業の分解設計

ゴミ屋敷片付けを自分でやる方の失敗で最も多いのは、「1日で終わらせようとして、3時間で力尽きる」というパターンです。おすすめは30分×4コマの運用です。

1コマ=30分、1コマにつき1エリアだけ。玄関、廊下、キッチンの床、というように狭く区切ります。30分経ったら、たとえ途中でも一度手を止めて5分休む。これを4コマで2時間強。これ以上は判断力が落ち、ケガと誤廃棄の確率が跳ね上がります。

そして着手する順番は「玄関 → 搬出動線 → 水回り → 居室」が原則です。奥の部屋から始めると、出した物を置く場所がなく、必ず詰まります。まず「物が外に出ていく道」を作ることが最優先です。

袋は「明らかなゴミ・保留・遺品」の3系統だけにする

分別を細かくしすぎると、判断回数が爆発します。現場で機能するのは3系統だけです。

①明らかなゴミ(食品ゴミ、空容器、汚損した紙類、破れた衣類など、誰が見ても迷わないもの)。②保留(1秒で決められなかったものは全部これ。考えない)。③遺品・貴重品(後述の7点と、故人の思い出に関わるもの)。

ポイントは「保留箱に入れたら、その場では二度と考えない」こと。そのかわり、保留箱には開封期限14日を設けます。14日後に改めて開け、そこでも決められない物は「家族に確認するもの」として別に集める。この設計だけで、作業スピードは体感で大きく変わります。

捨てる前の90分、貴重品と重要書類の探し物スプリント

これは順番を絶対に間違えてはいけない工程です。ゴミを出す前に、探す。逆にすると、取り返しがつかなくなります。

先に確保したい7点と、探す順番

最初の90分は、片付けをしません。探すことだけをします。対象は次の7点です。

①預金通帳・キャッシュカード、②印鑑(実印・銀行印)、③年金・保険関係の書類、④不動産の権利書・契約書類、⑤鍵(家・車・金庫・貸金庫)、⑥現金・商品券・貴金属、⑦写真・アルバム・デジタル機器(携帯・パソコン・SDカード)。

探す順番は、現場の経験上「タンスの最下段 → 仏壇・仏具の引き出し → 押入れの天袋 → 本や雑誌の間 → 台所の缶や箱の中」が効率的です。目立つ場所より、本人が「安全だと思っていた場所」に集まる傾向があります。

見つけた物の保管ルール

見つけた物は、必ず1つの箱に集約してください。あちこちのポケットや別々の袋に入れると、今度はその箱ごと行方不明になります。箱には日付と、誰が・どこで見つけたかを油性ペンで書く。可能なら、見つけた瞬間に発見場所を1枚撮影しておくと、後日ご家族に説明するときの信頼につながります。

持ち出しの管理も重要です。相続に関わる物を、ご家族に無断で持ち帰ると、後から不信感の火種になります。「見つけた・箱に入れた・まだ開けていない」という状態を共有できる形にしておくのが、いちばん揉めません。

当社アンケートで見えた、自分での片付けが止まる場所

ここからは、当社にご相談いただいた方への独自アンケートの結果をご紹介します。「自分でやろうとした人が、どこで、なぜ止まったのか」は、これから着手する方にとって最も実用的な判断材料になるはずです。

自力での片付けを途中で断念した理由

ご相談者128人に、直近6ヶ月の期間でお伺いした結果です(自力での着手経験がある方を対象に、当てはまるものを上位3つまで選択いただく複数回答形式)。

1位:物量が想像を超えていた 64%
2位:遺品かゴミかの判断がつかず手が止まった 57%
3位:処分先・出し方がわからなかった 45%
4位:体力・腰や膝の負担が限界だった 39%
5位:退去や帰省の期限に間に合わないと判断した 31%

注目していただきたいのは、2位の「判断がつかない」です。体力や物量は事前に想像できますが、判断の重さは実際に手をつけるまで分かりません。そして遺品整理では、この判断こそが最も消耗します。

作業日数の実態と、手が止まるタイミング

同じく直近6ヶ月に、自力で着手された120名へお伺いした結果、実際にかけた作業日数の中央値は3日でした。「1日で終わると思っていた」という方が多い一方、実態はその数倍かかっています。

そして、手が止まったタイミングとして最も多かったのが「衣類と紙類の仕分け」で41%。次いで「押入れ・天袋を開けた瞬間」28%、「仏壇まわりに触れるとき」16%、「重い家具・家電の搬出」9%、「近隣の目が気になったとき」6%という順でした。

衣類と紙類は、量が多いうえに1点ずつ判断が要る、という最悪の組み合わせです。ここに最初から突っ込まないことを強くおすすめします。玄関と動線を先に空け、明らかなゴミを減らしてから着手してください。

重要書類・貴重品が実際に見つかった場所

110名の方に、直近6ヶ月で実際に見つかった場所をお伺いしました(最も重要だった1点についての単一回答)。

1位:タンス最下段の衣類の間 29%
2位:仏壇・仏具の引き出し 21%
3位:押入れの天袋・段ボールの底 18%
4位:本・雑誌・封筒の間 17%
5位:台所の缶・菓子箱の中 15%

さらに深刻なのは、これらのうち「捨てる直前に気づいた」と回答された方が34%いらっしゃったことです。つまり、3人に1人以上が、あと一歩で大切な物をゴミとして出すところだったということになります。

この数字が示しているのは、「探す工程を後回しにしてはいけない」という一点に尽きます。先ほどの探し物スプリントを、必ず最初に行ってください。

自分で作業するときに起きやすい事故・紛失・近隣バレ

触る前チェックと、やめる勇気(中断基準)

自力作業で本当に怖いのは、費用ではなく事故です。次のことは守ってください。

積み上がった山の下や隙間に、手を差し込まない。ガラス片、カッター、注射針、割れた陶器が潜んでいます。必ず上から順に、見えている物から外していきます。スプレー缶・ライター・液体入り容器は、その場で一箇所にまとめる。混ぜて袋に入れると、圧縮や運搬中の事故につながります。作業前に必ず換気ラインを確保する。入口と対角の窓を1つずつ開け、空気の通り道を作ってから着手します。

そして中断基準を先に決めておいてください。①めまい・頭痛・吐き気を感じた、②咳が止まらない、③虫が大量に発生している、④床が抜けそう・傾いている、⑤異臭で作業が続かない。このいずれか1つでも当てはまったら、その日は終了です。「もう少しだけ」が、いちばん危険です。

近隣に気づかれにくい搬出の考え方

人目への配慮は、次の4点で大きく変わります。

①玄関前に物を溜めない。出したそばから運ぶ。溜めた瞬間に「そういう家」だと認識されます。②不透明袋と段ボールを使い分ける。中身が見えるかどうかで、印象がまったく違います。③時間帯を選ぶ。早朝や深夜は音が響き、かえって目立ちます。人の出入りが多すぎず、静かすぎない時間帯が現実的です。④集積所への小分けを繰り返しすぎない。何度も往復するほど、目撃回数が増えます。

ここまで読んで、「自分でやるには量が多すぎるかもしれない」と感じた方もいらっしゃると思います。その感覚は、たいてい正しいです。ご相談・お見積りは無料、出張料もかかりませんので、まずは今の状態をお伝えいただくだけでも構いません。相見積もりのうえでご判断いただいて構いませんし、お急ぎの場合は即日でのご対応もご相談いただけます。

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ゴミ屋敷片付けを自分でやるか、相談するかの限界ライン判定

6つの判断軸で見る「打ち切りの合図」

感覚ではなく、軸で判定してください。次の6つを、それぞれ「青・黄・赤」で自己採点します。

①安全:床が見えない/山の高さが腰以上/ガラス・刃物が混在 → 赤。②衛生:生ゴミ・虫・カビ・異臭がある/水回りが使えない → 赤。③物量:軽トラック1台で収まらない見込み → 黄以上。④期限:退去日・帰省の最終日まで7日を切っている → 赤。⑤遺品判断:捨ててよいか分からない物が、部屋の半分以上を占める → 赤。⑥家族合意:親族の誰かが「勝手に捨てるな」と言っている/連絡が取れない → 赤。

判定はシンプルです。1つでも赤があれば、自力単独での完遂は打ち切りを検討する合図です。全部やめる必要はありません。赤が出た部分だけを切り離して相談すればいい、という話です。

全部やらない、という設計もある

「自分でやる」を目標にすると、途中で止まったときに自分を責めてしまいます。そうではなく、「自分でやる範囲を決める」と考えてください。

たとえば、貴重品の回収と明らかなゴミの排出までは自分で。重い家具・大量の衣類・仏壇まわり・害虫が出ている水回りは相談。この分け方なら、費用も抑えられ、判断の重さも分散できます。

費用の考え方、自力の隠れコストと見積を同じ土俵で比べる

自力にかかる費用を積み上げてみる

「自分でやれば無料」というのは、実は正確ではありません。同じ土俵で比べるには、次を積み上げてみてください。

処分場への持込費用(重量課金の地域が多く、回数分かかります)、車両代(レンタカー・軽トラック)、ガソリン代と高速代、資材費(指定袋・不透明袋・段ボール・手袋・マスク・養生材)、往復の交通費(遠方のご実家なら宿泊費も)、作業日数分の有給や休日、そして体を痛めた場合の治療費。

先ほどのアンケートで作業日数の中央値が3日だったことを思い出してください。3日分の休日と往復と持込回数を積み上げると、思っていたより小さくない金額になることがあります。「無料か有料か」ではなく、「いくらと、何日と、どれだけの負担で済むか」で比べるのが正確な見方です。

料金は状態で変動する、目安と現地見積もりの考え方

業者に依頼する場合の費用は、間取り・物量・階数・エレベーターの有無・搬出動線・害虫の有無・作業人数・作業日数など、非常に多くの要素で変わります。そのため、記事や電話だけで金額を断定することはできません。ネット上の「◯万円ポッキリ」といった表示だけを信じるのは、後の追加請求につながりやすいので注意してください。

だからこそ、現地でのお見積りをおすすめしています。当社では、お見積り後に追加料金をいただかない明朗会計を徹底しています。また、まとまった費用のご準備が難しい場合には、分割払い・後払いのご相談も承っています(最大60回・頭金0円でのご案内が可能なケースもあります)。

お見積りの際は、次の点を確認すると失敗しにくくなります。作業範囲はどこまでか、当日の追加料金が発生する条件はあるか、日程変更やキャンセルの条件、作業員の人数と作業時間、貴重品が見つかった場合の扱い、写真撮影の可否と使途。これらを聞かれて明確に答えられない業者は、避けたほうが無難です。

遺品・供養・家族間調整をどう扱うか

遺品整理で最後まで残るのが、仏壇・仏具・人形・写真・お守りといった、捨てにくい物です。これらは無理にご自身で判断しなくて構いません。供養やお焚き上げのご相談を承っていますので、「触れずに残しておく」という選択で問題ありません。

ご家族・ご親族との調整も、先に手を打っておくと揉めません。作業前に、次のような形で共有しておくのが有効です。「◯日に片付けに入る。明らかなゴミだけ先に出す。通帳・印鑑・写真・仏壇まわりには手をつけず、見つけた物は箱にまとめて置いておく。判断が要る物は写真を送るので確認してほしい」。

この一文があるだけで、「勝手に捨てた」という後日のトラブルはかなり防げます。もし費用の分担をお願いする場合も、「自分でやろうとしたが物量的に難しかった。見積を取ったので確認してほしい」と、経緯と数字をセットで出すほうが話が通りやすくなります。

残り3日・7日・30日で決める最小セット

期限がある場合は、逆算で範囲を決めます。

残り30日:探し物スプリント → 明らかなゴミの排出 → 見積を1〜2社取得 → 家族と範囲を合意 → 残りを実行。自力の比率を高めやすい期間です。

残り7日:探し物スプリントと貴重品の確保のみ自力で行い、それ以外は同時並行で相談へ。この段階で衣類と紙類の仕分けに入ると、まず間に合いません。

残り3日:自力での完遂はほぼ不可能と考えてください。貴重品の確保だけを最優先し、当日中に見積を取る。ここでの数日の遅れは、賃貸なら家賃や違約金として跳ね返ります。

片付け後に戻さないための30日ルール

ご実家に今も家族が住んでいる場合、片付けた後に元へ戻ってしまうことがあります。防ぐには、片付け直後の30日が勝負です。

週1回15分だけ、床を点検する(床面積が戻っていれば合格)。入口を遮断する(郵便受けにチラシ投函お断りの表示、新聞・通販カタログ・不要なDMの停止手続き)。「床に置かない」だけをルールにする(棚の中は問いません)。細かいルールを増やすほど続きません。1つだけにするのがコツです。

まとめ

ゴミ屋敷片付けを自分でやることは可能です。ただし、順番と限界ラインを間違えないことが絶対条件です。

最初の90分は探すことだけに使い、通帳・印鑑・書類・鍵・写真を先に確保する。作業は30分×4コマ、玄関と動線から。袋は「明らかなゴミ・保留・遺品」の3系統だけにして、迷ったら保留箱に入れて考えない。安全・衛生・物量・期限・遺品判断・家族合意の6軸で1つでも赤が出たら、その部分は自力単独を打ち切る。

当社アンケートでは、自力で着手された方の作業日数の中央値は3日、断念理由の1位は「物量が想像を超えていた」で64%、2位は「遺品かゴミかの判断がつかない」で57%でした。そして重要書類・貴重品の34%は「捨てる直前に気づいた」ものでした。これらは、これから着手される方が同じ場所でつまずかないための材料です。

そして何より、全部を自分でやる必要はありません。できる範囲まで進めて、残りを相談する——それは失敗でも敗北でもなく、いちばん合理的な進め方です。

当社は全国に対応しており、遠方にお住まいのご家族からのご依頼や、ご実家の片付けについてもご相談いただけます。ご本人が現地に行けない場合や立ち会いが難しい場合の進め方も、状況に応じてご提案が可能です。「まだ頼むと決めたわけではない」という段階で構いませんので、まずは現状を伺うところからご相談ください。

【よくある質問】

  • 可能な場合はあります。目安として、床がある程度見えていて、山の高さが腰より低く、退去などの期限に余裕があり、遺品の判断を任せてもらえている状態であれば、ご自身で進められる可能性は十分にあります。逆に、床が見えない・虫や異臭がある・期限が7日を切っている・親族の合意が取れていないといった状況が1つでもある場合は、その部分だけでもご相談いただくほうが、結果的に負担も費用も抑えられることが多いです。
  • まず最初の90分は「探すこと」だけに使ってください。通帳・印鑑・年金や保険の書類・権利書・鍵・現金や貴金属・写真やデジタル機器の7点を先に確保します。その後、玄関 → 搬出動線 → 水回り → 居室の順に進めるのが基本です。奥の部屋から始めると、出した物の置き場がなくなり、必ず途中で詰まります。
  • 当社アンケートでも、手が止まったタイミングの1位は「衣類と紙類の仕分け」で41%でした。量が多いうえに1点ずつ判断が必要という、最も消耗する組み合わせだからです。対策としては、1秒で決められない物は考えずに「保留箱」へ入れ、その場では二度と触らないこと。保留箱には14日の開封期限を設け、後日まとめて判断すると進みやすくなります。
  • 当社アンケートでは、重要書類や貴重品の34%が「捨てる直前に気づいた」ものでした。発見場所として多かったのは、タンス最下段の衣類の間29%、仏壇や仏具の引き出し21%、押入れの天袋18%です。ゴミを出す前にこれらの場所を先に確認し、見つけた物は1つの箱に集約して日付と発見場所を記録しておくと、紛失も家族間の行き違いも防ぎやすくなります。
  • 物量が少なければ、ご自身で行うほうが費用は抑えられます。ただし、処分場への持込費用は重量課金の地域が多く回数分かかり、そこに車両代・ガソリン代・資材費・遠方であれば交通費や宿泊費、作業日数分の休日が加わります。当社アンケートでは自力での作業日数の中央値は3日でした。「無料か有料か」ではなく、金額・日数・体への負担の3つで比べていただくのが正確です。
  • はい、そのご相談は非常に多くいただきます。むしろ、貴重品の回収と明らかなゴミの排出までをご自身で行い、重い家具・大量の衣類・仏壇まわり・害虫が出ている水回りなどをお任せいただく形は、費用面でも精神的な負担の面でも合理的です。作業範囲はお見積り時に区切ってご相談いただけますので、「どこまでを自分でやるか」が決まっていない段階でも問題ありません。
  • その日は作業を終了してください。中断の基準としては、めまい・頭痛・吐き気を感じた、咳が止まらない、虫が大量に発生している、床が傾いている・抜けそう、異臭で作業が続かない、のいずれか1つでも当てはまったら終了、と決めておくことをおすすめします。「もう少しだけ」と続けたときに、ケガや誤廃棄が起こりやすくなります。無理をされないことが、結果的に最短です。
  • 人目への配慮は、ご相談の際に最も多く伺うご要望のひとつです。搬出の時間帯、車両の停め方、中身の見えない資材の使用、玄関前に物を溜めない動線など、状況に応じてご相談いただけます。ご自身で作業される場合も、不透明袋と段ボールを使い分ける、出した物をその都度運ぶ、集積所への往復回数を増やしすぎない、といった工夫で印象は大きく変わります。
  • 無理にご自身で判断される必要はありません。触れずに残しておいて構いません。供養やお焚き上げについてのご相談も承っていますので、どう扱うか決められない物は「保留」として置いておき、後からまとめてご相談いただくのが安心です。なお、当社アンケートでは仏壇や仏具の引き出しから重要書類が見つかったケースが21%ありましたので、処分の判断とは別に、引き出しの中身だけは確認されることをおすすめします。
  • 経緯と事実をセットで伝えるのが、いちばん揉めにくい方法です。たとえば「◯日に片付けに入る。明らかなゴミだけ先に出す。通帳・印鑑・写真・仏壇まわりには手をつけず、見つけた物は箱にまとめておく。判断が要る物は写真を送るので確認してほしい」と事前に共有しておくと、「勝手に捨てた」という後日の行き違いをかなり防げます。費用の分担をお願いする場合も、見積という数字を示すほうが話が通りやすくなります。

当社は全国対応で、遠方にお住まいのご家族からのご依頼や、ご実家の片付けについてもご相談いただけます。まだ依頼を決めていない段階でも、お見積りだけでも構いません。今の状況を伺うところから、お気軽にご相談ください。

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