ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島県福山市の公営住宅でを行わせていただきました。
お父さまがお亡くなりになり、娘さまからのご依頼です。
当初はご依頼者さまご自身で遺品整理を行われようとされましたが、退去期限も迫っており品物の量がとても多いため、当社にご依頼くださいました。
賃貸のお宅とは異なり、市営住宅や県営住宅などの公営住宅は退去の際の取り決めが細かく、勝手に撤去したりや取り外しを行ってしまうと修繕費などがかかってしまうこともあり、ご依頼者さまに負担をかけてしまう可能性もあります。
ご依頼者さまにご迷惑をお掛けしないよう、事前に取り外すものと残しておかなければいけないものを市役所の担当者の方にご確認いただき、ご依頼者さまとの打合せのもと作業に取り掛かります。
今回の作業について
共用住宅はトラックの出入りや荷物の搬出などでご迷惑をお掛けする可能性もありますので、作業日より1週間前に公営住宅に居住されているみなさまに作業を行う旨を記載したチラシを配布させていただきました。
最初にキズ防止のため、部屋の柱や床、廊下やエレベーターなどの共用部分に養生を行いました。
引き続き、仕分け作業を行います。
封筒や袋に入っているものはお一つお一つ中身を確認しながら仕分けを行い、必要かもしれないと思われる品は整理しながら段ボール箱に入れ、不要なゴミは袋に入れていきました。
ダンボールの中身は後でご依頼者さまに確認をしていただき、捨てるかどうかの判断をお願いさせていただきました。
仕分け作業を終えると、搬出作業を行います。
公営住宅は共用の通路や玄関扉などの規格が小さいことが多いのですが、今回もやはり小さい規格でしたので最新の注意を払って搬出作業を行いました。
処分することが決まっていた運び出しが困難な大きいタンスや食器棚などは部屋の中で分解をし搬出を行いました。
全ての品物を搬出した後はハウスクリーニングを行い、作業完了です。
近隣住民の方にご迷惑をお掛けすることなく作業を終えることができました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。
品物の量がとても多く予定時間内に作業を終えることができるかどうかご心配をお掛けいたしましたが、無事に予定時間内に完了することができスタッフ一同安心いたしました。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。