ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島市西区の2LDKアパートで遺品整理を行いました。
高齢のご夫婦がお住いだったのですが、半年前に奥さまが、この度はご主人さまが続けてお亡くなりになられたそうです。
福山にお住いの息子さまからのご依頼で、遺品整理を行させていただきます。
奥さまがお亡くなりになられた後はご主人さまがおひとり暮らしをされており、家の中は様々な品物であふれていました。
遺品整理を行う部屋はエレベーター無しの4階部分の部屋です。今回はとても多くの物量がありましたので搬出作業が大変です。
今回の作業について
女性陣と男性陣とで協力し合い、各分担に別れて作業を行いました。
女性陣は得意分野である遺品の仕分け(貴重品探索)を行い、男性陣は品物を外に搬出する際の動線の確保とタンスなどの家具内に残っている品物を出していく作業を行っていきます。
室内は品物が散乱していている状態でした。
さっそく作業に取り掛かります。まずはくつやくつ以外のものが溢れている玄関から仕分けをしていきます。
玄関は物を運び出す時に通りますので、最初に仕分けを行います。 同線の確保は作業スピードを上げるための大切な作業です。
なぜか卵のパック(中身あり)が玄関で溢れている荷物の下の何箇所かに潜んでいましたので、踏まないよう気を付けながら作業を行いました。
1時間後、ようやく玄関の床が見えてきました。
続いて部屋の中へ進んでいきます。
部屋の中も床が見えないくらい品物が溢れていました。
貴重品や思い出の品物などを見落とさないように十分に注意して仕分け作業を行いました。
今回もスタッフの連携が上手くでき、かなり多くの物量がありましたがよいペースで作業をすることができました。
今回の遺品整理で一番大変だったことは、4階建ての建物で作業するお宅が4階部分だったのですが、エレベーターが無いことでした。
遺品整理の作業の中で大型家具や大型家電製品などを搬出する場合、やはり4階から運び出すのは大変な作業になってきます。
大型家財道具の搬出経路である部屋の外の廊下や階段の全てに養生を行い、重いため落とさないよう、キズをつけないよう十分に注意して搬出しました。
遺品整理を行わせていただきましたお宅は集合住宅ということで、駐車場がありませんでした。これはよくあることで、駐車場がない場合は少し離れた駐車場を使用しなければならず、搬出作業に手間と時間が掛かってしまいます。
今回は近隣の方が空いている駐車場を貸してくださいました。近隣の方のご厚意には本当に助けて頂きました、ありがとうございました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。物量が多くエレベーター無しの4階部分の部屋での作業で大変でしたが、スタッフの連携と駐車場をお貸しいただきスムーズに作業することができました。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。