ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
安芸高田市の4LDK一戸建てで遺品整理を行いました。
独り暮らしをされていたお母さまがお亡くなりになり、息子さまからのご依頼です。
お母さまが半年前にお亡くなりになり、広島市内にお住いの息子さまが月に一度帰省されて少しずつ遺品を整理されていました。
しかし、その全てを整理することは困難であると判断し不動産会社に相談をされましたら弊社を紹介して下さったそうで、お見積り依頼をいただきました。
月に一度、帰省できない月もあったりと、作業はあまり進んでいません。
最初からの作業を行わせて頂きます。
今回の作業について
家の中をキズつけないようにするための養生を行って作業開始です。
一つ一つの部屋が大きいため、養生の作業だけでも時間が掛かりました。
続いてエアコンの取り外しと2階の部屋の整理を行います。
本の間や衣類のポケットなど細かなところまで貴重品を捜索しながら作業の作業です。
必要な品物と不要な品物とに分別を行いダンボールに詰めて梱包。
2階の二部屋の整理が終了するとダンボールを搬出し、大型の家財道具を搬出しました。
1階の台所やリビング、和室も同じように作業を行います。
家の中の品物を全て搬出した後はハウスクリーニングを行い作業完了です。
息子さまは遺品整理をさせて頂くまではこのお宅を取り壊すことを考えられておられました。
しかし、作業に立ち会われた息子さまは幼いころからのご家族との想い出が詰まったこのお宅を残され、2年後に退職されたらこちらにお住いになることにされました。
お母さまはたくさんの着物を残されていました。
代々引き継がれた着物の中には大正時代の品物もあり、昔の着物は現代の着物とは比べものにならないくらい質がよいものばかりです。
そのどれもがきちんと保管されておりまだまだ着ることができますのでリサイクル品として買取りさせて頂きました。
着物が入っていた桐の和だんすは上下2つに別れて上台は観音開きとなっており、中には着物や和服を収納する衣装盆が入っています。 下台は引き出しとなっており、たくさんの着物を収納することできます。
とても古いものですがほとんどキズや汚れがなく、大切に丁寧に使用されていたことがわかりました。
やはり昔の日本製のものは現在のものとは異なり造りがしっかりしており、今でも十分に使用することができます。
今では貴重な造りのよい桐の和ダンス、リサイクル品として買取りさせて頂きました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。お母さまが大切にされていた着物は、しっかりとリサイクルさせていただきます。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。