広島市安佐北区でデジタル遺品整理を行いました
遺品整理 タンスの奥底から出てきた亡き父の大事な宝物
広島市安佐北区でデジタル遺品整理を行いました。急逝されたご主人さまがインターネットバンキングに口座を開設されていたそうなのですが何をどう調べたらよいか分からないとのご依頼です。
インターネットバンキングを利用していた場合には通帳は発行されず、銀行からダイレクトメールなども郵便で届くことはありません。本人が口座を開いたことを誰にも知らせていなければ、口座の存在が分かるまで時間がかかります。
口座に動きがなく残高も少なければ問題ありませんが、何かの支払いに使われていたり残高が多かったりした場合はトラブルになることもあります。
支払いなどで定期的にお金が引き落とされていた場合は口座にお金が無くなれば料金滞納になり、延滞料がつくことも。また、口座の残高が多ければ遺産として相続人で分配する必要があります。
ご主人さまのパソコンを確認させて頂きましたところ、インターネットバンキングの口座を開設されています。残金は少なかったため解約の手続きをとられました。
ティプロのデジタル遺品整理は最新のデータ復旧技術を駆使、デジタル遺品の復活を最大限にサポートいたします。 データを整理して保存することも、データの個人情報が外部に漏れないために完全に消去することも可能です。
電話 0800-111-9559(24時間365日お問い合わせOK・お見積り無料)”
本日の依頼者様は30代の女性。若くしてお亡くなりになられた50代父親の遺品整理を行った際に私たちが遭遇した心温まるお話をご紹介したいと思います。
父親といっても中学の入学と同時に両親が離婚してしまい、それ以来、会うことはほとんどなかったみたいで、十数年ぶりの再会はお亡くなりになられたお葬式の時との事でした。
ご自宅は一人暮らしの殺風景な部屋で50代の男性が生活している部屋としては寂しさを感じてしまいます。
荷物の量も少なく、形見分けになるものもないだろうとの事だったので遺品整理の作業は非常にスムーズに行えました。
作業途中、タンスの奥底に大きな段ボールを発見しました。
中身を拝見すると娘さんが赤ちゃんや子供の時の写真が入ったアルバムや、娘さんが書いたであろう父親の似顔絵や手紙、父親に送ったプレゼントなど当時を思い出すような物が大事に保管されていました。
これを娘さんにお渡ししたところ涙ながらに当時の事を私に話してくれました。
「父親の事は正直あまり覚えていないけど、すごく優しかった・・・」
子の成長を感じ取ることができる父親の思い出BOXは中学生で止まっており、月日が流れ娘さんの結婚写真だけが1枚最後にでてきました。
子供に対する親の愛情はいつまでたっても変わることがないと改めて感じるました。
そして途中どういう過程があったとしても子供も親に対して感謝と尊敬を抱く日が来るものだと感じました。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。