ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島県東広島市の1Kの賃貸アパートで遺品整理を行わせていただきました。
おひとり暮らしをされていた70代の男性がお亡くなりになり、弟さまからのご依頼です。
お兄さまは病院でお亡くなりになられたそうですが、ご兄弟は長年疎遠になられていたそうで、お兄さまがお亡くなりになって20数年ぶりにお会いになりました。
ご依頼者さまはお兄さまのお住いになっていたアパートに行かれたことはなく、お亡くなりなって初めて入室されたとのことでした。
当初はご自身で遺品整理をされようとのお考えだったそうなのですが…
お部屋は1Kで間取りは狭いのですが、部屋の中はベランダの出入り口である窓も開けられないほど物が山積みになり、ベランダも同様に物が溢れていました。
これでは無理だと思われてご自身での遺品整理を断念され、当社にご依頼いただきました。
今回の作業について
4階建てアパートの2階の一番奥の部屋で家財の搬出導線が細いため、キズをつけないように廊下や階段にしっかりと養生を行いました。
住民の方にご迷惑をお掛けしないよう必要最低限の資材を搬入し、家財搬出時には声掛けを徹底しました。
部屋の中もしっかりと養生を行い、作業開始です。
長年疎遠になっていらっしゃったお兄さまのために最後はしっかりと係わりたいため、一緒に遺品整理をさせてほしいとお申し出をいただき、ご一緒に作業を行います。
ご依頼者さまから捜索を依頼されていました、現金や印鑑などの貴重品、写真などの思い出の品、部屋のカギと自転車のカギ、重要書類などは全て発見することができました。
弟さまは、お兄さまが大切にされていた品やたくさんあったご趣味にされていたと予想されたゲームの数々を見られ、生前にもっともっと話をしておけば良かったとおっしゃいました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。故人さまは長年入院されていましたので、新しく購入された家電製品や家具はあまり使用されていないためきれいなものが多くありました。買取りをさせていただき、必要とされる方に大切にお譲りさせていただきます。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。