ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島市安佐南区の2LDKアパートで遺品整理を行いました。
お一人暮らしをされていたお父さまが急病でお亡くなりになり、娘さまからのご依頼です。
娘さまはご結婚されてお父さまのお部屋から車で20分のところにお住いで、2週間に一度は様子を見に訪れられていました。
しかし、お父さまがお亡くなりになった時はお一人で、孤独死をされていたそうです。
お父さまの最期に立ち会うことができずとても後悔され、最後の親孝行にとご自身で遺品整理をされようと試みられました。
しかし、アパートの退去期限までに間に合いそうにないこと、しっかりと遺品整理を行いとのことでご依頼くださいました。
退去期限までは3日しかありません、急いで遺品整理を完了しなければならないため、見積りにお伺いさせていただきましたその日に遺品整理を行いました。
今回の作業について
ご依頼者さまが遺品整理を進められていましたが、タンスなど家具類の引き出しにはまだ残されている貴重品や思い出の品があるかもしれないためしっかりと確認をおこないながら、仕分けと梱包、運び出しを並行して行います。
まずは手分けしてリビング、台所、書斎の仕分けと梱包します。すると、ある程度品物が箱にまとめられており、それぞれに中身だけ捨てる、中身だけ残す、全部捨てる、全部残す、と付箋が貼ってありました。
それを貴重品などの見落としがないかどうかを確認しながら、仕分けと梱包を行います。
ご依頼者さまが何度も探していたが見つからなかった通帳が飾り棚の中に入っているのを発見し、お渡しさせていただいたところ、とてもお喜びいただきました。
通帳に残された貯金とご依頼者さまが費用を出されてお墓を建てられるとのことです。
日頃から行っていますが、ひとつひとつ分別して作業することの大切さを実感できた瞬間でした。
ご依頼者さまがある程度品物をまとめていただいていたことでかなりスムーズに作業が進み、間に小休憩を挟んでも3時間程で遺品整理が終了することができました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。作業当日は終日お立ち会いくださり、仕分け作業をお手伝いいただきましてありがとうございました。おかげ様で通常よりも短時間で作業を完了させることができました。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。