遺品整理で出た不用品。どんなものが買取してもらえるの?
遺品整理代金が無料になった事例
一軒家の遺品整理代金が無料になった事例
遺品供養の方法
遺品整理 お焚き上げ
ぬいぐるみのお焚き上げ供養・処分方法
遺品の分類方法
高値がつく遺品
価値のある遺品
目次
- 遺品整理で出た不用品。どんなものが買取してもらえるの?
- 遺品整理で出た不用品。どんなものが買取してもらえるの?
- ①種類によって対処を変えた方がいい
- ②遺品の仕分けはどうすればいいのか?
- ③まとめ
- 遺品整理代金が無料になった事例
- ご依頼者の状況とご依頼内容
- 今回の作業について
- スタッフコメント
- 一軒家の遺品整理代金が無料になった事例
- 一軒家の遺品整理代金が無料に・・・
- 今回の作業について
- スタッフコメント
- 遺品供養の方法
- ●人形供養
- ●お御霊(おみたま・たましい)抜き
- ●お焚き上げ
- ●お寺での供養
- ●ご自宅での供養
- ●合同供養
- ●キリスト教の聖品
- 遺品整理 お焚き上げ
- ●お焚き上げを行っているところ
- ●自分でできるお焚き上げ以外の供養方法
- ●「清め塩」の手順
- ●一般に取り扱われている供養物
- ●お焚き上げを行うタイミング
- ぬいぐるみのお焚き上げ供養・処分方法
- ぬいぐるみのお焚き上げ供養・処分方法
- ①ぬいぐるみの供養って必要なの?
- ②まずは自分が受け継ぐもしくは人に譲ることを考えてみよう
- ③保育園、児童相談所、児童会館などに寄付をするのもあり!
- ④譲る、寄付が難しい場合はお焚き上げ
- ⑤どれもできない場合は自分で一般ごみとしてだす
- ⑥それでもやっぱり捨てたくないという人に
- ⑦まとめ
- 遺品の分類方法
- ●大型家具・電化製品
- ●衣類
- ●食器
- ●書類・通帳・印鑑・貴金属
- 高値がつく遺品
- ●ポイント
- ●ブランド品
- ●趣味の品
- ●金製品(ゴールド)
- 価値のある遺品
- ●骨董品
- ●ブランド家具
- ●切手
- ●金歯
- ●勲章
- ●コケ
- ●古い写真や古い手紙
- ●コレクション品
- ●着物
遺品整理で出た不用品。どんなものが買取してもらえるの?
遺品整理で出た不用品。どんなものが買取してもらえるの?
家族がなくなって必ずやらなくていけないのが遺品整理です。遺品整理は非常に大変な作業ですので、業者に依頼すると高額になってしまうことが多いです。 そのため売れるものはできるだけ売って可能な限り費用に回したいところでしょう。ここでは、遺品整理の際に出てきた不用品を売るにはどうしたらいいのか解説します。
①種類によって対処を変えた方がいい
遺品整理で出てきたものを売る場合、出てきたものの種類によって対処を変えた方が高く売れたり処分の費用を抑えることができます。種類ごとに解説していきます。
Ⅰ衣服
遺品整理で大量に出てくるのが衣服です。綺麗なものやブランドものであればリサイクルショップやブランド買い取り専門のショップでも買い取ってくれます。 しかし、古いものやノーブランドのものはなかなか買い取ってもらえない場合も多いです。そのような場合はグラムで買い取ってくれるリサイクルショップを利用しましょう。 遺品整理の場合衣服が大量に出てくる場合が多いので、仕分けする手間を考えるとよほど高価な衣服がないかぎり最初からグラムで買い取ってもらったほうがいいでしょう。
Ⅱブランド物
値段が一番期待できるのがブランド物でしょう。ブランドものの場合は、ブランド物専門のリサイクルショップに売る方がいいでしょう。 知識の少ないリサイクルショップだと価値がわからず買いたたかれてしまう可能性が高いです。ブランド物はネットオークションなどでも売れる可能性が高いので保管場所と手間がかかることに問題がなければヤフオクなどで売った方が高く売れるかもしれません。
Ⅲ貴金属
貴金属もブランド物と同様に専門家に見てもらうほうがいいでしょう。レアメタルとしてグラムでも買い取り可能ですので一番処分に困らないでしょう。
Ⅳ骨董品、コレクション
骨董品やコレクションも専門家に見てもらうのもよいかとは思いますが、オークションで売るのが一番高く売れる場合が多いです。様々な収集家がいますので、より多くの人に見てもらえるネットオークションがいいでしょう。 専門家に見てもらうにも、なかなか見つからなかったりするので多少手間ではありますが、最初からオークションに出品するほうが逆に手間が少なくなるかもしれません。
Ⅴ家電、家具
家電は、ものにもよりますが5年から10年以内のものであればリサイクルショップで買い取りしてもらえる可能性があります。大型のものなどもありますので出張買い取りを依頼するのがいいでしょう。 それ以上古いものになってしまうと通常の買い取りができないでしょう。そのような場合は、海外への輸出目的や金属を売る目的で、無料で引き取り、または安いですが買い取ってくれる業者もありますので近所にないか探してみましょう。 特に家電リサイクルに該当する、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、パソコンなどは捨てるとなるとそれなりのお金がかかってしまいます。できるだけ買い取りもしくは引き取りしてもらえる業者を探しましょう。 家具も大型のものや古いものはなかなか買い取ってもらえません。送料がかかってしまうため、オークションでもよい家具でない限り落札されない可能性も高いです。 ジモティーという掲示板であれば、同じ地域の人しか見ないため大きなものでも売れる可能性があるでしょう。ただし、ジモティーは基本的に直接取引が必要になりますので注意してください。
②遺品の仕分けはどうすればいいのか?
遺品整理はまず捨てるものと売るものと引き継ぐもので仕分けをしなければなりません。不用品回収業者や便利屋さんの中には、不用品処分の際に買い取り可能なものがあれば買い取ってくれる業者もあります。 しかし、その場合は非常に安い金額となってしまいますし、買い取りの専門業者ではないため知識が少ない場合が多いです。仕分けを含めると非常に費用が高額になってしまうことが多いので可能な限り自分で仕分けした方が、価値のあるものを見逃さないでしょうし費用も浮くためいいでしょう。 そのためまずは自分で売れるものや価値のあるものを選別すると同時にできるだけゴミも処分、どうしても自分で処分できない料金がかかってもいいということであれば業者に依頼するようにすればいいでしょう。 全て業者に任せることだけは絶対にしてはいけません。悪徳業者であれば、価値のあるものを持って帰ってしまう場合もあります。業者に依頼する場合でも、遺品のいるいらないはきちんと自分で判断するようにしましょう。
③まとめ
家族が亡くなった場合、葬儀や遺品整理など色々なところでお金がかかってしまいます。家族がなくなっただでも非常に悲しいできごとなのにそれに加えてお金がかかるなど泣きっ面に蜂です。 できるだけ費用を抑えるに越したことはありません。そのため少し手間がかかったとしてもしっかりと仕分けをするようにしましょう。 どのような種類のものでも、オークションやジモティーで売れる可能性はあります。時間があるのであればオークションやジモティーを駆使して高く売りましょう。 手間に感じるかもしれませんが、一つ一つ遺品を整理することにより、故人がどのような生活をしていたのかがわかったり、思い出を見つけたりすることで供養になるかもしれません。
遺品整理代金が無料になった事例
ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。今回は遺品整理代金が無料になったケースをご紹介します。
なぜ無料になったかご説明しますと、作業金額より買取金額の方が上回ったからです。
当社にはリサイクル事業部があります。一点一点査定することができます。当社独自の販売ルートを持っていますので
一番高く遺品を買い取れる事に自信を持っております。他社では処分と言われた商品でも、未使用品の贈答品から骨董、家電、着物、貴金属など幅広く取り扱い
買取出来ない商品もお客様の許可を頂き出来る限り施設・被災地などに寄付活動を行っております。
今回の依頼者様は広島佐伯区で親戚が住まわれていた1Kアパートの整理をしたいと言う案件でした。初めはリフォームまでの見積もりが欲しいと言われていましたが、
当社が再確認で管理会社に連絡すると、長年住まわれていたと言うことで大家さんがリフォーム代金を支払ってくれる事になりました。
IKのリフォーム代金も範囲に寄り切りですが50万~70万費用が必要な場合もあるので大変お客様も喜んでおられました
今回の作業について
依頼者様が当社を選ばれたのは、遺品を高く買取りしてくれた事と、老人ホーム施設からの紹介だったので、安心してお願いできたとの理由でした。
内容は遺品の整理、買取、ハウスクリーニングです。
買取は家電がお好きで、テレビ、ステレオ、冷蔵庫、など家電品を査定させて頂いたら12万5千の査定金額になりました。
作業は8万円で買取金額が12万5千円なので4万5千円のお支払いになりました。
当社を探される前に他社でも見積もりをされたみたいでリフォーム代金65万円・片付け代金15万円・買取全部で5千円と言われて
高くて払えないとお断りしたみたいでした。
スタッフコメント
本当に必要な作業かどうかは遺品整理が初めての方が80%以上なので分からないと思います。
当社スタッフではお客様の依頼内容を元に本当に最善な方法をスタッフ一同ご提案出来るように努力していきます。
片付けで困ったと想いでしたら当社までご相談下さい
遺品整理の事が分かりやすく説明していますコンテンツありますのでご覧下さい
一軒家の遺品整理代金が無料になった事例
一軒家の遺品整理代金が無料に・・・
今回作業に入らせて頂いた案件で遺品整理代金以上に買取代金が多かった事例をご紹介いたします。
作業場所は安芸太田町の一軒家の遺品整理、蔵の片付け作業を行いました。
お客様が当社を選んで頂いた理由は見積もりを4社お願いした結果、作業金額事態は当社が2番目に安かったのですが
買取金額が他社を圧倒していました。
作業金額72万円買取金額125万円を提示させて頂きました。
他社の買取金額は農機具のみ15万円、買取出来るものはありませんなど買取金額の適正価格の提示が出来ていませんでした。
貴金属・ブランドの買取金額72万円。他社ではイミテーションと言われたそうですが、刻印もあり買取対象商品でした。
農機具・家電・骨董の買取金額53万提示させて頂きました。
今回の作業について
荷物も多く作業日数4日かかりました。蔵の中では二階部分では床が腐っていたので補強入れてからの搬出作業を行いました。
買取金額にも、遺品整理作業にもとても納得して頂き当社としてもお客様に満足して頂き嬉しく思います。
スタッフコメント
今回担当させて頂きました三島です。今回の案件みたいに買取金額が上回る例も沢山あります。広島の安心して頼んで貰える遺品整理業者として
適正価格の提示は必ず守っていきます。
遺品整理とは故人の思いを代わりに親族の方に繋ぐ役割もあると思っていますので、常に最善の提案、ご協力が出来るように邁進していきます。
遺品供養の方法
故人が大切にされていた想い出の品や愛用品などの遺品は、そのまま処分してしまうのは抵抗を感じる方も多く、供養が必要な遺品もあります。 遺品供養の方法は、供養する対象によって異なり様々です。
●人形供養
人形やぬいぐるみなど人や動物の形をしたものには「それを使用していた人の魂が宿る」と考えられています。 そのため人形を処分する際には「人形供養」を行う人が多いです。
●お御霊(おみたま・たましい)抜き
神棚や仏壇を処分する際はお御霊(おみたま・たましい)抜きを行います。 仏像や仏壇などを新しく設置する際は僧侶にお願いして魂を入れる儀式である開眼法要を執り行います。 そのため、神棚や仏壇を処分する際は、お御霊(おみたま・たましい)抜きで魂を抜く必要があります。
●お焚き上げ
仏壇や神棚、お札やお守り、人形やぬいぐるみ、写真やアルバム、大切にされていた日記や絵画など、魂が宿るとされている品や想いが込められた品を感謝を込めて供養することがお焚き上げです。 魂が宿るとされている品にこれまでの礼を尽くし、浄化によって天界へ還すという意味があります。
●お寺での供養
お寺によっては供養する遺品を送って供養してもらえるところもあります。料金や方法などはそれぞれのお寺によっても異なり、供養に立ち会うこともできるお寺や供養の様子を収めた写真や供養証明書を発行してもらえるお寺もあります。
●ご自宅での供養
僧侶や神主に家まで来てもらい、その場で僧侶には読経により神主には祝詞により供養してもらう方法です。 遺品の数が多い場合は大きなものを供養してもらう場合、家や部屋を丸ごと供養してもらうことができます。供養しているところを実際に見届けたいという方におすすめです。
●合同供養
神社仏閣や遺品整理業者などで他の故人の遺品と一緒に供養してもらう方法です。僧侶による読経や神主による祝詞で供養が行われ、供養の様子を収めた写真や供養証明書を発行してもらえるところもあります。合同供養のメリットは、他の方と一緒に供養をする代わりに費用を安く抑えられることです。
●キリスト教の聖品
キリスト教にまつわる、イエス・キリストや聖母マリアの像や絵、十字架、ロザリオ、メダイなどは聖品や聖具と呼ばれています。 寺社にまつわる物とは異なり、キリスト教の聖品はお祈りをするための道具でありそれ自体に神様が宿っているというものではありません。 そのため、そのまま廃棄するというのが一般的で一般ごみとして出すことも可能、燃える物は白い紙に包んで焼却、陶器は粉々に壊し、金属類はそのまま土の中に埋めることもあります。
遺品整理 お焚き上げ
遺品の中には仏壇仏具や神棚、人形やぬいぐるみなど、そのまま処分してしまうにはしのびなく粗末にしてはいけない品もあります。 魂が宿るとされている品や想いが込められた品を感謝を込めて供養することがお焚き上げです。 神社の庭で庭燎を焚く事(どんど焼きの源流)と仏教の護摩を焚くことが結びつき、魂を天に送り出す行事となったのが由来であるとされています。 神事的には火の神の力で天界へ還すという意味が、仏事的にはが想い込められた品や魂が宿るとされている品にこれまでの礼を尽くし浄化によって天界へ還す意味があります。
●お焚き上げを行っているところ
神社仏閣や遺品整理業者などの専門業者でもお焚上げを行っています。 神社仏閣は昔からそのお寺や神社にお世話になっている檀家や氏子でないとお焚上げしてくれなところ、全国から誰でもお焚上げができるところもあります。 遺品整理業者は遺品整理と同時にお焚き上げを依頼することができる利便性から、利用者が増えています。
●自分でできるお焚き上げ以外の供養方法
品によっては神社仏閣や専門業者でお焚上げできない品もあり、また、人に依頼するではなく自分で供養・処分を行いたい品もあります。 そのような場合は「清め塩」で供養し、処分を行いましょう。
●「清め塩」の手順
①紙を広げて供養する品を置きます ②「祓い給え清め給え(はらいたまえきよめたまえ)」を三回唱え、品物に対して一礼します(声に出しても、心の中で唱えてよい) ③小さなお皿に盛った塩を左手で持ちます ④右手で塩をつかんで、左、右、左と品物の上から塩をふります ⑤最後に一礼します ⑥広げた紙で供養する品を包んで処分します
●一般に取り扱われている供養物
・仏壇(仏壇仏具、経机など) ・神棚(神棚神具、お札やお守りなど) ・人形(雛人形、五月人形、剥製、ぬいぐるみなど) ・写真(写真、アルバムなど ・葬儀品(自宅祭壇、弔電、香典袋、骨箱、灯篭など) ・その他(大切にされていた日記、掛軸や絵画など)
●お焚き上げを行うタイミング
お焚き上げはいつまでにしなければならないという決まりはありませんが、いつまでも故人の遺品を残しておくことは故人の魂を迷わすことになり供養することができないとされています。 四十九日や一周忌、三回忌など法要を行うタイミングを目安としてお焚き上げを行いましょう。
ぬいぐるみのお焚き上げ供養・処分方法
ぬいぐるみのお焚き上げ供養・処分方法
遺品処分で困るものの一つとしてぬいぐるみがあります。ぬいぐるみはものによっては故人が非常に大事にしていた場合もありますし、遺族自身にも思い入れがあることもあるでしょう。 そもそも、生き物の形をしているものには魂が宿りやすいと昔から言われており、そのままゴミとして捨てるのも気が引けてしまいます。 しかし、ぬいぐるみは非常にかさばりますので、そのまま受け継ぐのも難しい状況もあるでしょう。では、そのような状況でぬいぐるみを処分するのはどうしたらいいのでしょうか?ぬいぐるみの処分や供養・お焚き上げについて解説します。
①ぬいぐるみの供養って必要なの?
根本的な話ではありますが、ぬいぐるみの供養は必要なのでしょうか?もちろん必須ということではないと思います。そのようなことをする必要はないと考える人も多いでしょう。 供養する側がそのような考え方で、いやいや供養しても意味がありません。供養とは良くも悪くも気持ちが大切なのです。 特にぬいぐるみや人形は人の思いがこもっている場合も多いです。そのため、できるだけ気持ちを込めて供養をしてあげることをおすすめします。または、他の人に譲るなど、普通のゴミとして扱うことはできるだけ避けたいものでしょう。
②まずは自分が受け継ぐもしくは人に譲ることを考えてみよう
まずは、捨てるのではなく、自分が受け継ぐまたは人に譲ることを考えてみましょう。もちろん、大きさや量、デザインにもよると思います。 そのため無理する必要はありませんが、故人の思いがつまったものであればできるだけ大切に受け継いだ方がいいでしょう。 人に譲る場合も決して無理強いしてはいけません。故人の思いも大切ですが、今生きている人の気持ちも同じくらい大切です。あくまで無理なく気持ちよく受け継ぐことが大前提です。
③保育園、児童相談所、児童会館などに寄付をするのもあり!
自分や知人が受け継げない場合は子供のいる施設に寄付をするのもいいでしょう。かわいいデザインで比較的きれいなものであれば欲しがる施設も多いと思います。 子供が遊ぶとボロボロになってしまうかもしれません。しかし、地域の子供に十分に愛されての上であればぬいぐるみも故人もよろこぶかと思います。施設であれば多少多くても欲しがるかもしれません。
④譲る、寄付が難しい場合はお焚き上げ
譲ったり寄付したりすることが難しい場合は、お焚き上げをしましょう。お寺や神社で依頼をすることを可能です。まずは、ぬいぐるみの大きさや数で料金が変わってきますので事前に電話をして相談してみましょう。 ぬいぐるみと供養料を一緒に箱詰めして郵便で送るか直接届けに行くことになります。お寺や神社によって供養料もわかりますし供養方法も若干変わりますので複数のお寺や神社に相談することをおすすめします。 地域によっては、イベントや行事でお焚き上げをしているところもありますのでインターネットで調べてみるといいでしょう。
⑤どれもできない場合は自分で一般ごみとしてだす
どれも難しい場合は自分で一般ごみとして出すしかないでしょう。最初に供養は気持ちが大事という話をしました。そのため自分で処分をする場合も、できるだけの供養をしてあげたいです。 元々、お焚き上げは火の力で浄化することが目的です。自宅でお焚き上げをすることはなかなか難しいと思いますので、自宅で供養をしたい場合は塩を使うといいでしょう。 清め塩をすることで自宅でもお焚き上げと同じような供養の効果があるといわれているようです。新聞紙の上にぬいぐるみを置いて、左⇒右⇒左の順に塩を振りかけてそのままくるんで一般ごみとして出せばいいでしょう。
⑥それでもやっぱり捨てたくないという人に
譲る、寄付、お焚き上げなどもできないけどやっぱり捨てたくないという場合は売却も考えてみましょう。綺麗なものや有名なキャラクターものなどであればリサイクルショップで引き取ってくれるかもしれません。 リサイクルショップで難しい場合は、ヤフオク、ジモティーなどで出品してみると意外と買い取り手も見つかることもあります。 一番おすすめなのが地域のフリーマーケットに出品してみることです。遺品整理では処分しなければならないものが沢山出てくるでしょう。遺品整理で出てきたものをまとめてフリーマーケットに出品するのです。 そうすると、どのような人が使ってくれるのかもわかりますし、他のものも一緒に処分することが可能です。フリーマーケットはいつもやっているわけではなくイベント的な部分がありますのでなかなか難しいかとは思いますが、近々地域でやっているのか調べてみましょう。 思い入れのあるもののためできるだけ大事に使ってほしいです。そのためにも今後使ってくれる方の顔を見てみたいというのも人の心情です。そのためフリーマーケットはおすすめできます。 また、場所代などはかかるもののリサイクルショップやネットでの売却に比べて値段の設定などの自由度が高いこともメリットでしょう。
⑦まとめ
家族がなくなった後の遺品整理は精神的にも肉体的にもつらいものがありますが、できるだけ故人の気持ちも汲んであげたいです。しかし、無理をしてはいけません。 都合よく聞こえてしまうかもしれませんが、要は気持ちの問題なのです。故人と故人の持ち物に対して感謝と敬意をもっていれば最終的にはどのような処分方法でも問題ないでしょう。
遺品の分類方法
遺品とひと口に言っても実にさまざまな種類のものがあり、たくさんの遺品を整理するコツははじめに物を分類することです。 まずは分類を書き出します。大型家具、電化製品、衣類や着物、食器、寝具など用途や種類による分類を書き出してみましょう。 これを元に遺品を分類していく方法が、スムーズな遺品整理の第一段階です。先にこのように遺品を分類することで、その後の整理を手早く行うことができます。 分類する際は段ボール箱、ゴミ袋、ガムテープ、マジック、ハサミやカッター、軍手などを用意して作業を行いましょう。
●大型家具・電化製品
ダイニングテーブルや椅子、ソファーなどの大型家具、テレビや洗濯機、冷蔵庫などの電化製品の分類は目録を作成しましょう。 簡単な表を作り、大型家具は寸法も記入します。電化製品は製品、メーカーや年式などを記入し、取扱説明書や保証書を一緒にしておきます。
●衣類
衣類などの分類は、下着やネーム入りスーツなど他の人は着用することができず処分するしかないもの、新品のもの、再利用できそうなきれいなものなど、処分対象品やリサイクルできる品に分類して各段ボール箱に入れていきます。
●食器
食器の分類は、故人が使用されていた茶碗や箸、お気に入りの飾り物など、特に思い入れがあるものは一つの箱にまとめて別にします。 それ以外は、個数がそろっている食器や高価なカップアンドソーサーなど売却対象のもの、普段使いの食器や調理器具に分けておきます。
●書類・通帳・印鑑・貴金属
書類、通帳、印鑑、貴金属などの貴重品の分類は、相続の問題もありますので特に注意して行いましょう。 書類などには遺言など重要事項が記されている場合もありますので、確認して箱に入れます。 通帳、印鑑、現金、貴金属など資産価値のある遺品の分類は写真を撮り、貴金属の種類や個数、通帳の預金残高なども記録して分類しておくとトラブルの防止になります。
高値がつく遺品
遺品の中には価値があり、高値で売れる可能性がある遺品も数多くあります。しかし、その価値がわからないため、価値のある品物が処分されることがあるのです。 遺族がその価値を正確に判断することは難しいため、価値がわかりにくい品物がある場合は、専門業者に査定を依頼しましょう。
●ポイント
・金は高値で売却することができる ・ブランド品は古い品では安値となるが、ロレックスの腕時計は例外 ・骨董品やコレクション品などは複数の業者に見積もり依頼 ・「全部まとめていくら」などアバウトな査定をする業者は要注意
●ブランド品
ルイヴィトンやエルメスなどのバッグや財布、ロレックスやカルティエなどの腕時計など、ブランド物の商品も高値で売却することができる可能があります。 しかし、女性のブランド品は流行の移り変わりが激しいため、古い物は安値になることも多く…。 一方でロレックスの腕時計は型が古くても値落ちしがしにくく常に高値で売却することができます。
●趣味の品
将棋盤やゴルフクラブ、釣り竿など、趣味の品も高値で売却することができる可能があります。 特に囲碁や将棋に使われる盤駒は非常に高価な物もあり、十万円以上で取引されることも。プロの対局でも使用される「本榧(ほんかや)」と呼ばれる高価な盤などもありますので、見積り依頼してみましょう。 ゴルフクラブは古くなると値落ちが激しい商品です。5年以上経過しているものは売却できない可能性もあります。 ただし、「XXIO(ゼクシオ)」というブランドだけは少々古い型でも高値で売却することができる可能があります。また、現在では入手困難なパーシモン(木製)ヘッドのクラブは、状態がよい場合は骨董品として高値がつく可能性もあります。 釣り竿は流行や性能の変化が小さいため、ゴルフクラブと違い古い物でも比較的高く売れやすい品です。
●金製品(ゴールド)
金製品は高値で売却することができる遺品の一つです。時間が経過するだけでも価値が下がる遺品が多いのですが、ゴールドは世界共通の「通貨」としての価値を有した存在であるため、ある程度高価な値段で売却することができます。 金は指輪やネックレスなどの女性用アクセサリー、金歯や金縁メガネなど様々な品物に用いられており、こうした遺品は高額で売却することができる可能性が高くなっています。 純金製の仏像や仏具などもお寺で供養をしてもらうと、売却することも可能です。 金製品の買取価格はその商品に使われている量(重さ)と純度、その時の金の国際市場価格を元に計算されます。金地金は売却時に消費税込みの値段を受け取ることができるため、消費税率が上がるほど売却価格も高くなります。
価値のある遺品
遺品の中には価値があり、高値で売れる可能性がある遺品も数多くあります。しかし、その価値がわからないため、価値のある品物が処分されることがあるのです。 遺族がその価値を正確に判断することは難しいため、価値がわかりにくい品物がある場合は、専門業者に査定を依頼しましょう。
●骨董品
絵画や壷、掛け軸などの骨董品は、貴重な品物の場合は数百万円やそれ以上の高値で売却することができる可能があります。 骨董品は素人では価値を判断することが難しいため、専門業者に見積りを依頼しましょう。価値をごまかして安く買い叩こうとする悪質な業者もあるので注意が必要です。必ず複数の業者に見積り依頼しましょう。
●ブランド家具
カッシーナやイームズ、アルフレックスなど、人気のあるブランド家具は家財として高値で売却することができる可能があります。ブランド品ということでわかりやすく、需要もあるからです。
●切手
中国切手は高値で売却することができる可能があります。中国のお金持ちの道楽や、他国に移ってしまった中国切手を買い戻したいと考える方に大変な需要があるためです。
●金歯
金歯も溶かしてしまえば指輪と同じように金として取引することができるため、高値で売却することができる可能があります。
●勲章
勲章も高値で売却することができる可能があります。勲章の価値は歴史的価値と美術品として、そしてコレクターなどによる人気度の付加価値によって決まります。
●コケ
盆栽や庭などに生えているコケも高値で売却することができる可能があります。
●古い写真や古い手紙
戦前や戦時中などの白黒写真や当時の手紙も高値で売却することができる可能があります。
●コレクション品
切手、古銭、テレホンカード、ブリキのおもちゃなどのコレクション品も高値で売却することができる可能があります。マニアの間では驚くほど高値で取り引きされていることもあるためです。
●着物
ほとんどの衣類は売却することができないことが多いですが、女性の着物は高値で売却することができる可能があります。 但し保存状態の良いものに限られることが多く、きれいな状態の着物は古いものであっても10万円以上の高値がつくことも。 「全部まとめて○万円」という適当な値付けをする業者は、価格をごまかしている可能性があるため注意です。必ず複数の業者に見積り依頼しましょう。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。