ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島県坂町の3DKの賃貸アパートで遺品整理を行わせていただきました。
7年前にお父さまがお亡くなりになり、昨年お母さまがお亡くなりになられ、50代の娘さまからのご依頼です。
お母さまはお父さまがお亡くなりになった後はずっと一人暮らしをされていました。
ご依頼者さまは大阪府にお住いで、お母さまの生前から年に数回は帰省されていたため、お母さまの部屋が物で溢れていることをご存知でした。
ご依頼者さまはお母さまに何度も片付けを提案されましたが、片付けられることはなく…。
実際、ご依頼者さまやご兄弟が少し片付けられてこともあったそうです。
しかし、お母さまは年々頑固になられ、なぜか物を収集するスピードも上がってしまわれ、ご依頼者さまもご兄弟も諦められました。
認知症に近い症状だったのかもしれませんと話されました。
そのため、お亡くなりになった後で予想通り大量の遺品整理をすることになられ、自力では無理ということはすぐにお分かりになったため、ご依頼くださいました。
今回の作業について
最初に部屋に傷をつけないように搬出経路を養生し、作業を開始です。
今回は部屋に物が溢れて足の踏み場もない状況で、ご依頼者さまが全く手をつけられていない状況です。
思い出の品や貴重品などの見落としのないよう、しっかりと丁寧に作業を行います。
各部屋に分かれて細かな生活雑貨をリユース品や資源などに分別し、段ボールに梱包しました。
ご依頼者さまから写真があれば残して欲しいと事前にお伺いさせていただいておりましたので、分別を行う際に写真を発見した場合は専用のBOXに入れていきました。
現金やアクセサリー、重要書類なども貴重品BOXに入れ、後で確認していただけるように整理を進めて行きました。
全ての分別、梱包作業が終了した後に家財道具の搬出作業を行いました。
そのままでは搬出が困難なベッドやタンスなどの大型家具は分解作業を行い、搬出しました。
最後にお部屋全体の簡易清掃を行い、作業終了いたしました。
今回はどなたも立ち合いが無い中での作業でしたので、後日にご依頼者さまに貴重品と作業が完了した部屋の様子を写真にてご確認をしていただきました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。
敷地内に駐車スペースがなかったため、地元警察署から交通量頻繁な正面側の道路使用許可を取得して、交通整理員2名を配置しながら作業を行いました。
ご近所へご迷惑をお掛けすることなく作業を完了することができ、スタッフ一同安心いたしました。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。