ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島県尾道市の3DKの市営住宅で遺品整理を行いました。
お一人暮らしをされていたお父さまがお亡くなりになり、広島市内にお住いの娘さまからのご依頼です。
市営住宅や県営住宅などは退去の際の取り決めが細かく定められているため、残しておかなければいけない美品を勝手に撤去や取り外しを行ってしまうと修繕費などがかかってしまうことがありますので注意が必要です。
事前に取り外していいものと残しておかなければならないものを市役所の担当者の方にに確認していただき、網戸や給湯器、風呂釜いや手すりなどを撤去することになりました。
ご依頼者さまにも確認していただき、見積りを行い作業をさせていただきます。
今回の作業について
最初に家の中の柱や床にキズをつけないよう養生を行い、作業開始です。
仕分けを行いました。スタッフ間での役割分担を行い、まずは運び出しの動線を作ってから作業を始めました。
貴重品はないとお伺いさせていただいておりましたが、見落とすことのないよう封筒の中やカバンの中など貴重品がないかどうか確かめながら仕分けをしていきます。
食器棚の隙間から現金を発見、タンスの一番上の引き出しの奥から指輪も発見しました。
ご依頼者さまに立ち会っていただいていましたので、その場で貴重品や現金をすぐにお渡しさせていただくことができました。
押入れに段ボールが多くあり、きれいに積まれていました。その中にご依頼者さまの小学生の頃からの作品や写真などいろいろななものが詰まっていましたので仕分けに時間がかかってしまいました。
その中の思い出の品物もご依頼者さまにご確認いただき、何品かお渡しさせて頂きました。
市営住宅の4階部分でエレベーターがないため、大きな家財道具の部屋からトラックまでの運搬が大変でした。建物に傷をつけないよう、家財道具に傷をつけないよう、注意して搬出しました。
全ての荷物を運び出したあとにハウスクリーニングを行い、作業完了です。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。
ご依頼者さまが一番大変な時期に立ち会ってくださりご協力いただき、当日中に不要品回収と遺品整理、ハウスクリーニングまでを終了して綺麗な部屋に戻すことができました。
ご寄付を希望されました品は、高齢者施設に寄付させていただきお喜びいただきました。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。