ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島県山県郡の10LDKの一戸建てで遺品整理を行いました。
お一人暮らしをされていたお父さまが5年前にお亡くなりになり、息子さまからのご依頼です。
ご依頼いただいたお宅は山の中にぽつんとある10LDKのとても広いお家で外構には納屋と倉庫が計3棟とカーポートがあり、建物内の整理及び屋外にある納屋などの家屋解体作業も併せて行うことになりました。
このお宅にはご依頼者さまのお父さまがお一人でお住いになられていたそうですが、お亡くなりになられてからはほとんど空き家状態だったそうです。
お父さまは生前にここで車屋をされていたそうで、倉庫の中を含め外構には商売道具であったご遺品が大量にありました。
ご依頼者さまは広島市内にお住いで一ヶ月に一度程度通われて少しずつ建物内の遺品の整理をされていたそうですが、ご自身やご遺族さまだけでは整理しようにもキリがないとのことでご依頼くださいました。
おそらく敷地の広さや建物の大きさ、作業の範囲や品物の量などが弊社が請け負った業務の中で一番規模が大きいものです。
見積りにお伺いさせていただいた際に、これは身内だけではとてもできないと思いました。
今回の作業について
作業初日はまず、全員で屋内から整理を行いました。
最初に部屋の壁や柱、廊下などの搬出経路に養生を行い作業開始です。
1階の奥の部屋から順に貴重品を探しながらリユース品や資源などに分別し、梱包を行います。
衣類は一枚一枚ポケットの中、本の間、タンスの引き出しの中まで丁寧に確認を行いました。
次に梱包した段ボールと家財道具をトラックまで搬出して積み込みました。
作業初日に屋内の部屋のほとんどが終了し、残り2~3部屋の整理となりました。
2日目は初日に引き続き、残りの部屋の整理と外構作業の2手に分かれて作業を行いました。
3棟ある納屋と倉庫の中の品物を分別して梱包し、搬出作業を行いました。
屋内の品物を全て搬出した後、2棟の納屋と倉庫を解体しました。
残りの倉庫1棟は弊社では解体が困難な分厚い鉄製のコンテナ倉庫でしたので、弊社で内張りを剥がして提携業者に引き継ぎ解体しました。
続いて、カーポート内に散乱していた品物を整理し、その後カーポート自体も解体いたしました。
最後に照明などの取り外しと屋内や外構の簡易清掃を行いました。
ご依頼者さまに貴重品をお渡しして作業のご確認をしていただき、作業完了です。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。10LDKと広いお宅で弊社が請け負った業務の中で一番規模が大きいものでしたが、無事に作業を完了させることができホッとしております。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。