特殊清掃現場で発生する臭い
特殊清掃の現場は悪臭との闘い
亡くなった事に気付かず放置されてしまうと日数の経過とともに急速な勢いご遺体は損傷されていきます。
損傷し腐敗した遺体からは死臭が発生し、一般の方には経験したことのない強烈な臭いが充満しています。
ご遺体が無くなった後にご遺族の方が自分でやろうと現場に入室される方もいらっしゃいますが、皆様が思っている以上に現場は汚染されており想像を絶する過酷な臭い、状態になっている場合が多く、生身の状態で入室すると感染症の恐れもあり、大変危険です。
また一般の方がその光景を目にした時、あまりにも耐えがたい空間とその状況は精神的疾患(PTSD)に陥る方も少なくなく長きにわたってその症状に苦しむ場合もございます。
決して安易に入室せず信頼できるプロの特殊清掃会社に任せることをおすすめします。
腐敗臭はいたる所に付着します
遺体から放つ腐敗臭は壁・床・家具に付着し染みつきます。また部屋中に充満した臭いは扉や窓、換気扇など隅々まで付着し一部でも取り残した箇所があると臭いは消えません。
この独特な臭いを一般の方が完全に取り除くことはほぼできないと断言できます。
こうした臭気は目に見えない分子レベルで部屋の隅々にまで飛散していきます。
また体液はフローリングや畳の僅かの隙間をぬって下地、さらには基礎部分にまで浸透する場合がございます。
壁面にもたれかかるようにお亡くなりになった場合、クロスや下地、石膏ボードにまで染み込みます。
このようにいくら表面上をクリーニングしたとしても臭いの根本を突き止めない限り、解消されることはありません。また市販で販売されている消臭剤や芳香剤を置いたとしてもその鼻につく独特な臭いは解消されることはありません。
特殊清掃のプロだからこそできる事があります。
ティプロではどのような現場にでも対応できるようしっかりとして研修を行います。
一般の人が強烈な悪臭の放つ部屋に入室すると食事が喉を通らなくなったり、その場で嘔吐してしまうほど、過酷な現場です。
例えば1時間入室すると衣服に臭いが染みつき、コンビニなどには行くことができなくなるほど不快な臭いに覆われます。
私共もいつになってもこの臭いに慣れることはありませんが、事前にシュミレーションをたて、想像する事ができるので負担が軽減されているのだと思います。
特殊清掃はただの家の掃除とは違い作業料金も高額になりご遺族の負担が大きいのも事実です。
しかし、特殊清掃清掃員としての知識と技術を習得し、お客様にご納得いただけるサービスを提供し信用を得ています。
特殊清掃会社会社との陥りやすいトラブル
これまでは特殊清掃現場の臭いについてご説明しましたが、ここでは実際に特殊清掃に依頼したのにトラブルになったケースをお伝えします。
特殊清掃会社とのトラブルとして多いのが「臭いが取れていない」ということです。
臭いを取るはず為に依頼したのになんで?
なぜそのようなトラブルになってしまうのか考えてみましょう。
安さだけで会社を絶対に決めない!
できれば安く作業してほしいというのが依頼者様の一番の想いでしょうが、サービス料金だけで決断されると結果的に必要以上の費用が発生する場合がございます。
サービス料金が安いのは安いなりの理由があります。
適正な価格より安いお見積りを出してきた業者がいたとしたらそれはどこかの作業を削っているという可能性かがあります。
結果的にご満足いく結果とならなかった場合が多くあります。
実際にティプロでは別の特殊清掃会社に依頼をしたけど十分に臭いが取れておらず、やり直してほしいという依頼が非常に多くあります。
これでは2重で請求を請けることになり、時間もお金も必要以上にかかってしまいます。
しっかりとした作業内容を聞きとり、信頼できる特殊清掃会社を見つけることが何より重要な事です。