遺品は、故人様が残していった品物というだけにとどまりません。長い間故人様がお使いになっていた大切なものには、きっとご遺族様に伝えたいメッセージが詰まっているに違いない。私どもは遺品整理の際には、いつもこのように考えて業務を行っています。ご遺族様にとっては、お葬式が済んだばかりで、お気持ちも落ち着かない中での遺品整理です。身近なご家族様にとっても、その膨大な量とひとつひとつを同処理するかで、大変時間のかかる作業です。私どもは、ご家族様の思いや遺品に対する考え方をしっかりとお聞きし、遺品一つ一つの処理の方法を一緒に考えさせていただいております。故人さまの生き方や大切にしてきたものなどをお尋ねし、遺品が語りかける言葉を拾いながら、ご家族様にとっても満足のいく遺品整理のお手伝いをさせていただきます。経験豊富なスタッフが対応いたします。お気軽にご相談下さいませ。
終活カウンセラー、脱臭マイスター、
毒物劇物取扱責任者
私が遺品整理を仕事にしようと思ったきっかけは、マンションの隣室のおじいちゃんの死でした。おじいちゃんは一人暮らしでしたが、数ヶ月前から体調を壊し入院をなさっていました。おじいちゃんは亡くなってしまったのですが、私がそのことを知ったのは、息子さんが遺品の整理に来た時でした。息子さんは遺品は多くないだろうと考えていたようで、私がお悔やみの気持ちを伝えようと伺った時には、整理のたいへんなことに気づきかれたようで、呆然となさっていました。以前から不用品買取などの業務を行っていた私は、すぐに相談に乗らせていただきました。息子さんの憔悴しきった様子を拝見して、遺品整理の業務で大切なことは、息子さんたちご遺族の気持ちを第一に考え、何度もヒヤリングを行いながら、お父様の遺品を丁寧に、後悔することなく整理できるようお手伝いする姿勢であると感じました。今もこのときの気持ちを忘れずに遺品整理業務を続けています。
私どもの業務で大切なことの一つは、お客様から感謝されるということを目指すということがあります。大切な方を亡くされて意気消沈なさっているご家族様にとって、遺品整理は、思った以上にエネルギーのいる作業です。思いがけない多さの遺品の数と、どの遺品をご遺族のどなたに渡すのか、または処分なさるのか。遺品には、故人様の生前のこだわりや、遺族様の思い出などが詰まっているものです。ご遺族さまのご希望をしっかりとお聞きし、また弊社が持つ遺品整理の豊富な経験と鑑定スキルで的確なアドバイスをさせていただきます。また、廃棄対象となったものでも、ご遺族さまの許可があれば売却することもご検討いただけます。遺品整理の業務が終了した時、ご遺族様がふたたび笑顔になって前を向いて歩んでいけるよう、お客様にご満足のいただける遺品整理のお手伝いをさせていただいております。