ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島県福山市の公営住宅で遺品整理を行わせていただきました。
お母さまがお亡くなりになり、娘さまからのご依頼です。
お母さまはご高齢になられてご自身の身の回りのことがなかなかできなくなられたとのことで、来年から同じ福山市におお住いの娘さまご家族のお宅で一緒に住まれる予定でした。
お母さまのお部屋はここにしよう、引越時期は春に暖かくなってからにしようなど、具体的にお話を進められていた矢先、お母さまが急にお亡くなりになられました。
お母さまがお一人で暮らされていた時も娘さまは週に一度は会いに来られていましたので、ご一緒に住むことができなかったことに後悔はなかったそうです。
公営住宅のため退去期日が迫っているため早急にお願いしたいとのご連絡をいただき、すぐに見積りにお伺いさせていただきました。
公営住宅は一般の住宅とは異なり、退去時に関する清掃や撤去しなければいけない品と残しておかなければいけない品など細かな取り決めがあります。
作業を行う市町村によっても決まりごとが違いますので、各市町村ごとに確認が必要です。
福山市役所の担当者の方にお立ち会いいただき、見積りを行わせていただきました。
今回の作業について
貴重品や大切な思い出の品々の捜索、ゴミ不要品の分別回収、家具家電の不用品処分やリサイクル品買取り、ハウスクリーニングを行わせていただきました。
作業の現場は公営住宅で隣の部屋や外の音がよく聞こえるとのことで、隣人にお住まいの方にご迷惑をかけないよう、作業時や家財搬出時の騒音や通路妨害には細心の注意を払い作業を行いました。
テレビや冷蔵庫など家電の一部と、タンスやダイニングテーブルなどの家具は再利用が可能なものでしたので、買取りをさせていただきました。
全ての家財品を全て搬出した後にハウスクリーニングを行い、すぐにでもお部屋を解約できる状態になりました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。
ご依頼者さまは、ご依頼者さまと妹さまのご兄弟をお一人で子育てをされたお母さまにとても感謝しているとお話しされました。
作業後に、最後に最高の親孝行をすることができありがとうございましたとのお言葉をいただき、少しでもお力になることができ嬉しく思いました。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。