ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島県福山市の3LDKで遺品整理を行わせていただきました。
8年前にお父さま、7年前にお母さまがお亡くなりになり、息子さまからのご依頼です。
ご両親がおなくなりになって7年間そのままにされていましたが、建物が老朽化してきて倒壊のおそれがあるとのことで解体して土地を売却されることになり、解体前に遺品整理をされることになりました。
お電話でご依頼の際に、解体業者は決まっていて残っている家財品の処分費用が解体業者より安ければ依頼するとのお話でした。
ご遺品の量や搬出経路などを確かめ、見積りを行います。
ご両親さまが生前に生活されていたそのままの電化製品や家具などがたくさん残されており、品物の量はかなり多くありました。
今回は解体業者さまより費用を抑えないとご依頼をいただくことができないのですが、作業や処分は常に適切に行わなければいけません。
無理に費用を抑えることもなく見積もりをご提示させていただきましたが、解体業者さまよりかなり安い見積りだったそうでご依頼いただくことになりました。
今回の作業について
今回は解体物件での作業となりましたので、養生作業は行わず仕分け作業を始めました。
全ての部屋の収納にぎっしりと品物が入っていましたので、貴重品や思い出の品などを見落とさないようにしっかりと確認を行いながら仕分けを行いました。
小物の仕分けを終えた後は梱包を行い搬出を行いました。
引き続き、大きな家財品の搬出に取り掛かります。
通常、解体物件での作業は木材の家財品は建物と一緒に崩して処分しますので、木材の家財品は残しての作業となります。
今回も木材の家財品を残しての作業となりましたので、大きなタンスなどの搬出もなく搬出作業はスムーズに終えることができました。
道幅の狭い住宅街でしたのででトラックまでの距離が長く、台車を使っての搬出となり大幅に時間がかかる予想でしたが、大きな家財品の搬入がありませんでしたので予想よりも短時間で行うことができました。
家財品を全て搬出した後、ハウスクリーニングを行いました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。解体予定でお掃除不要とのことでしたが、今までご家族を守ってきた家のため心を込めて行わせていただきました。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。