ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島県安芸太田市の2DKの賃貸アパートで遺品整理を行わせていただきました。
奥さまがお亡くなりになり、30代のご主人さまからのご依頼です。
実は、奥さまがお亡くなりになったのは今から1年前、交通事故で突然お亡くなりになりました。
ご依頼者さまはとてもショックを受けられ、仕事の忙しさとお二人の幼いお子さまの子育ての大変さもあり、部屋の掃除はほぼやらなくなってしまったそうです。
奥さまが生前のころは家事の全てを奥さまがされていたため、家事の全てが初めてするものばかりで掃除まで手が回らず徐々にゴミ屋敷のように散らかっていったとのこと。
お亡くなりになった奥さまの遺品も処分することができず、当時のまま残されていました。必要がなくなったものもあるのはわかっているものの、なかなか整理をすることができなかったそうです。
このままではゴミ屋敷化していく一方で生活にも支障をきたしてしまってきて、お子さまにも良い影響を与えないと、ご家族の思い出の整理のためにも遺品整理に取り組まれることになりました。
地元の専門業者と話をされましたが他社の話も聞いてみたいと当社にご連絡いただき、遺品整理の実績が豊富で詳しい作業内容のお話をさせていただいた内容で当社にご依頼をいただきました。
今回の作業について
最初に、足場の踏み場もないくらいに散乱したゴミの運び出しを行いました。
封筒や袋に入っているものは中身を確認しながら分別を行い、必要かもしれないと思われる品は段ボール箱に整理しながら入れ、不要なゴミは袋に入れて運び出しました。
ダンボールの中身は後でご依頼者さまに確認をしていただき、捨てるかどうかの判断をお願いしました。
ゴミを整理し撤去した後は、汚れが目立つ箇所が多々あったため、手が付けられるところからハウスクリーニングをさせていただきました。
特に台所は汚れが多く家事に慣れない男性の方にはどうすることもできないほどでしたが、残されたご家族さまが普通に生活できる部屋にすることができました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。この機会に機能が充実した大型冷蔵庫を普通の中型の冷蔵庫に買い替えられるとのことでした。まだ購入されて2年と新しかったためリサイクルのために買取りさせていただき、買取金額を遺品整理の費用から差し引かせていただきました。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。