ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県三原市で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
おひとり暮らしをされていたお父さまがお亡くなりになり、広島市にお住いの息子さまからのご依頼です。
アパートの3階で3DKと少し広めの間取りで品物の量がとても多く、ご依頼者さまはご遺族さまだけでは整理をすることができないと判断されてご依頼くださいました。
お父さまはお亡くなりになるまでこのアパートで生活をされていたこともあり、未だ生活感が非常にあります。
そのため整理物量がかなり多く、2日間の納期をいただいて作業を行わせていただくことになりました。
共用住宅はトラックの出入りや荷物の搬出などでご迷惑をお掛けする可能性もあります。作業日より1週間前にアパートに居住されているみなさまに作業を行う旨を記載したチラシを配布いたしました。
賃貸とは異なり、市営住宅や県営住宅などは退去の際の取り決めが細かく、勝手に撤去や取り外しを行ってしまうと修繕費などがかかってしまうこともあり、ご依頼者さまに負担をかけてしまう恐れがあります。
事前に、取り外すものと残しておくものを市役所の担当者の方にに確認していただき、ご依頼者さまとの打合せのもと作業に臨みました。
今回の作業について
作業初日、部屋の中の柱や扉、共有スペースの廊下や階段などに養生を行い作業開始です。
段ボールに生活雑貨や衣類、金属類などに分別して梱包を行います。その際、貴重品の見落としがないか衣類のポケットの中、本の間、タンスの引き出しの中などを丁寧に確認を行い、細心の注意を払いながら作業を行いました。
ダイニングキッチンは足の踏み場がないほどにたくさんの品物が散乱している状態でしたので、まずは搬出経路と作業スペースの確保を優先的に行いました。
ある程度ダイニングキッチンの整理に目処がついたところで、梱包後の段ボールを3階から搬出するスタッフと各部屋で整理をするスタッフとに分かれて作業を行いました。
今回は共用スペースである通路や階段が非常に狭く階段や床の老朽化が進んでいましたので、大型の家財道具などは声を掛け合いながら慎重に搬出を行いました。
エアコンとカーテンレールの取外し、部屋の中の品物を全て搬出しました。
全ての搬出作業終了後、各部屋の簡易清掃を行い作業完了です。
ご依頼者さまに貴重品や部屋の状況を確認をして頂き、作業を終了しました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。回収させていただきましたご遺品は適切に処理を行い、買取させていただいたご遺品は大切にリサイクルさせていただきます。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。