ご依頼者の状況とご依頼内容
広島県で遺品整理を行っているティプロのスタッフ三島です。
広島市安佐南区の1LDKアパートで遺品整理を行いました。
ひとり暮らしをされていた身寄りのない50代の男性が孤独死をされて、故人が務められていた会社さまからのご依頼です。
従業員を最後まで面倒を見られる、故人が努められていた会社さまの優しさを感じる心温まるご依頼でした。
今回の作業について
分別から作業を始めます。
最初に家の中をキズつけることのないよう、柱やドア、床などにシートを貼り付けて養生を行いました。
スタッフの1名はキッチンの仕分け、あとのスタッフの2名は別室の仕分けに取り掛かります。
遺品をひとつひとつチェックをし、貴重品がないかを気を付けながら梱包をします。
今回、貴重品はないとのことでしたが鍵が2本見つかりましたので大家さんにお渡しさせて頂きました。
故人が分別されているごみなどもひとつひとつ開けて確認します。可燃ごみと一緒にスプレー缶やライターが入っていることもあり、誤って可燃ごみと一緒に処分しないように細かいところまでチェックしながら仕分けました。
作業半ば…何やらキッチンから異臭がするので振り返ると…
電気が停まっている現場だったため、冷蔵庫の中身は腐敗していて強烈な異臭を放っています。
しかし、そんな異臭にも怯むことなく、あっという間に中身を片付けてしまうスタッフ。さすがです。
たくましいスタッフに負けじと他のスタッフの作業ペースもアップしていきます。
分別完了後はスタッフで確認しあいながら搬出していきます。
今回は冷蔵庫やタンスなど、大型の品物から運び出しました。
運び出すときに特に気を付けたいのがブラウン管テレビです。ブラウン管テレビは液晶テレビと違い、小さい物でも重量があります。
落とさないように、ぶつけないように気を付けて運び出しました。
アパートの前の道が狭く駐車場もありませんでしたので、今回の作業車両は軽トラックを使用しました。
軽トラックは小さいイメージがありあまり荷物を積むことができないように見えますが、仕分けの仕方や積込を上手にすると大きめの家財整理などの荷物もかなり積むことができます。
荷物が多い場合は大きな車両を使用して離れた駐車場に駐車してそこまで何往復も行き来しますが、今回のような品物が少なく集合住宅の場合は駐車スペースが限られてきますので便利です。
集合住宅の1階ということで搬出がいつもより早く終わることができました。
スタッフのコメント
この度は、ティプロにご依頼いただき誠にありがとうございました。故人さまが努められていた会社さまの優しさを感じる心温まるご依頼で、私たちも見習わせていただきたいと思いました。
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。