家族葬をご存知でしょうか?
形見分けの適切な時期はいつごろ?
遺品整理で刀が出てきた際の対処法とは
遺品整理について【1】~遺品の分別~
物を大事にする人ほど生前整理が大切です
今から始める終活をするメリット
65歳の高齢者の4人に1人は認知症!?増え続ける日本の認知症問題について
認知症になると相続対策が無効になります
お客様からよくご質問のある「供養」について
目次
家族葬をご存知でしょうか?
広島県三次市で遺品整理をしているティプロです。
近年、増えている家族葬をご存知でしょうか。
家族葬は、会葬者を呼ばないで、家族や親族だけで小規模な葬儀全般を行う葬式形態です。
今までは、葬儀はご近所や勤め先の同僚、関係者などを招いていたため規模が大きいものが多かったのですが、高齢化が進んで寿命が長くなったことにより、葬儀を行うときには勤め先の関係者との縁が切れていることも多く、葬儀を招く人が少なくなりました。
また、葬儀は遺族の悲しむ気持ちを癒すために行うという考え方が広がったことで、会葬者を呼ばずに遺族だけでアットホームな葬式にし、身内だけでの故人との別れをしたいと考える人が増えたことにより家族葬を選ぶ人が増えました。
家族葬は、会葬者を呼ばずに家族や親族だけが参列するので葬式を行う会場も小さなものでよく、さらに香典返しなども少ない数で済むので、費用面での負担が少ないという特徴があります。
遺族と親族、故人と親しかった友人だけが参列するので、香典返しの数や用意する料理の数もあらかじめ予想することができるので、無駄な数を用意しなくてよいというメリットもあります。
形見分けの適切な時期はいつごろ?
広島市東区で遺品整理をしているティプロです。
故人の想い出の品や愛用品を、親族や親しい人に分けて贈るのが形見分けです。
以前は目上の方に贈ることは失礼とされてたようですが、親しい間柄であれば贈っても良いという風潮になっています。
形見を受け取ることで、いつまでの故人のことを忘れずにいることが供養につながる、といった考えで始まったものとされています。
時期は特に決まっているわけではないのですが、宗教によって大体の目安はあるようなので、出来ればその時に合わせて行うのが良いでしょう。
仏式では四十九日等と同時に行うのが良いとされるので、その前に誰かに渡すのは控えた方が無難です。
その時までは忌中の時期にあたるので、そのような考えとなっているのでしょう。
神式では50日祭の時に行うのが一般的です。
仏式と同様にその時までは忌中なので、故人を偲んだ生活を送る時期とされています。
キリスト教では形見分けというしきたり自体が存在しません。
従って時期についても自由ですが、日本では1ヶ月命日の追悼ミサで行う人が多いようです。
形見分けは相手に失礼のないよう、衣服などはクリーニングに出してからお渡しするのが礼儀です。
忙しい時期ですが、お渡しする場合は気をつけましょう。
遺品整理で刀が出てきた際の対処法とは
広島県呉市で遺品整理をしているティプロです。
もし、遺品の整理中に刀などが出てきたらどうしたらよいのでしょうか。
銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)では、刃渡り15センチ以上の刀や薙刀、刃渡り5.5センチ以上の剣やあいくち(先が丸まっているもの、柄と刃を直線的に固定する装置がないものを除く)は、登録証無く所持している場合は罰せられます。
逆に、登録証があれば問題は無いです。
遺品整理の際に刀を見つけたら、警察に相談してください。
登録ですが、登録の無い場合は発見届けの手続きをして警察へ行ってください。
そこから、その刀に文化的価値があるかなどが教育委員会等で審査され(武器等製造法)、あると判断されれば都道府県公安委員会から登録証が発行されます。
しかし、文化的価値がないと判断されれば登録証は発行されず、警察によって廃棄処分の手続きがなされます。
さらに、いくらその刀に価値があると判断されても、18歳未満の者やアルコール、薬物依存者、住居が定まらない者、国家公安規則に定める行為を行うおそれがある者、他人の生命や財産を侵害するおそれのある者などには許可がでません。
つまり、故人の形見であるというような形では所持できないということになります。
遺品整理について【1】~遺品の分別~
ご家族やご親族が亡くお亡くなりになることは、大変悲しくつらいことです。
しかし、部屋や家財を片付けるために「遺品整理」を行わなければなりません。
遺品整理は丁寧に慎重に行う必要がありますので、大変な時間と手間が掛かります。
焦ることなく、亡くなられた方のために心を込めて行いましょう。
初めに遺品整理を行う日時を決定します。
親戚が集まる三回忌の後や四十九日の後などを選び、親戚に連絡をしましょう。
都合の悪い親戚がおられる場合は、残りの親戚で遺品整理を行うことの了承をもらっておきます。
遺品整理の中で貴重品等が出てくることもあり、相続の際にトラブルになる場合もありますので、了承を得ておくことは重要です。
遺品整理は、まずご遺品の分別を行いましょう。
ご遺品を「思い出の品」「貴重品」「個人情報が記載されているもの」「レンタル品」などに分別していきます。
分別を行うことは、捨ててはいけないものを誤って捨ててしまうことを防止することにつながります。
また、必要なものと不必要なものを区別することで相続をスムーズに行うこともできます。
物を大事にする人ほど生前整理が大切です
“物が溢れかえっている現在と比べ高齢者の方は戦中・戦後の貧しい時代を生き抜いてきた方々。
そのせいか、物を大切にしすぎるあまり捨てられないという方が多いようです。
ただ実際に使用することはなく、押し入れにしまい込んでいるだけの物も実際は多く、もしお亡くなりになった場合、それを整理するご遺族の方にとっては非常に負担がかかります。
また自分自身の半生を見直し気持ちを整理するという観点で終活、生前整理の需要が非常に高まっています。
溜まった物を断捨離(断つ・捨てる・離れる)し、余生を仕切り直しで再出発できるので気持ちも変わってきます。
ティプロでは不要なものと必要なものを仕分けのお手伝いをさせていただきます。
また重要な書類や、通帳などといったものをまとめておきます。
こういった資産関係の書類は普段目に入らないところに隠しているケースが多く、ご遺族の方に発見されず、行き届かないケースもありますので、しっかり保管場所を目意識しておく必要がございます。
またエンディングノートの作成指導も行っておりますので、一度自分の半生を書き綴り後世に名を遺すという事も是非、皆様にも行っていただきたいものです。
電話 0800-111-9559(24時間365日年中無休、ご相談・お見積り無料)
今から始める終活をするメリット
“2016年日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳で、いずれも過去最高を更新したみたいです。
年々平均寿命が延びていることも考えると老後の過ごし方が大事になってきます。
それでもいつかは終焉の日が誰でも迎えることになります。
自分の半生を振り返る為、後世に自分を遺すため、元気で生きている今のうちに「終活」を始めていただきたいです。
終活という言葉が生まれた当時は遺族の為に、遺言書を作成したり、遺産相続の準備をしたり。また自分が希望する葬儀やお墓を用意するなどいつか迎える終焉の準備をするという意味で使われていましたが、近年では「人生の最期を想定し自分を見つめなおし、残りの人生を自分らしく生きるための活動」というようにこれからの人生を前向きに進むための活動として捉えるようになりました。
終活は決して後ろ向きな行動ではなく、これまでの自分を振り返り新たな目標に向かって歩む事ができるのです。
終活はいつから始めたらいいというのはないと思います。
思い立ったその時に始めることが理想です。
是非、皆さんも実践されてみてください。
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65歳の高齢者の4人に1人は認知症!?増え続ける日本の認知症問題について
“年齢と人の名前が思い出せなくなったり、物覚えが悪くなったりします。
こうした「物忘れは」脳の老化によるものではありますが、認知症は物忘れとは違い、何かの病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態をいいます。
一度、発症すると進行を止めることが難しく、進行するにつれ理解する判断能力が失われ、社会生活はもちろん日常生活にも支障をきたす恐ろしい病気です。
誰もが聞いたことぐらいはある認知症ですが、ここ数年日本では急激に発症する人が増え続けております。
65歳以上の高齢者で認知症を発症している人は462万人。なんと高齢者の15%にのぼります。
また認知症の前段階の予備軍でもある、軽度認知障害の高齢者は400万人以上いると推計されており、65歳以上の4人に1人いると言われています。
しかもこの推移が増え続けており、誰もが例外なく認知症を発症する可能性があると言えます。
また効果的な治療法は現在なく、一度発症すると障害付き合っていかないといけない病気です。
ただ認知症予防には牛乳、卵黄、レバー、大豆、ナッツ類などに含まれている「コリン」という栄養素が効果的と言われています。
今、元気で体が動くうちに対策をしておくことで発症する可能性を低くすることはできるのです。
いつまでも自分らしく生活を送るために、今日からでも認知症予防を意識した生活を始めてみましょう。
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認知症になると相続対策が無効になります
“462万人ともいえる認知症患者がいる日本ですが、日常生活以外にも認知症になってしまうと大きな問題が一つあります。
それは「相続対策ができなくなる!」ということ。
民法上では認知症を患った人には「意思能力のない」人と取り扱われます。
そして意思能力のない人には契約行為などは「無効」または「取り消し」となります。
これは法律はもちろん、相続対策も無効としてみなされてしまいます。
例えば相続に関係する内容として下記のようなことは全て適用され、すべて無効になります。
- 遺言書の作成
- 不動産の建設・売却・賃貸契約
- 預金口座の解約、引出し
- 生命保険加入
- 子供、孫などへの生前贈与
- 遺産分割協議
認知症の多くは「自分は認知症とは関係ない」と自覚していないケースも多くあり、いざ認知症と診断されるとこのようなことは全て無効となってしまいます。
相続財産などは全て本人所有の財産であり、たとえ家族であっても本人の承諾なしでは手を付ける事ができません。
そして、その本人が「意思能力のない」と判断されてしまうので認知症と診断されると本人の意思通り、遺産の分配ができなくなり、公正証書遺言であっても無効、これに関してはどうしようもなくなってしまいます。
こういったトラブルを防ぐには認知症になる前に相続対策をしておくことに限られます。
そういった意味で生前整理、エンディングノートや遺言書の作成といった「終活」がより重要となります。
「今できるときにやっておく!」これが何より重要な事です。
生前整理、エンディングノート、終活に関することでのご相談はお任せください!
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お客様からよくご質問のある「供養」について
私たちの行っている遺品整理というサービスは一言で簡単にご説明すると、
「ご遺族の遺した遺品を片付け、処分する事」
です。
整理する遺品の種類は多岐に渡り、家具・家電、洋服、本、日用品まで幅広く長年生活した家財道具はトラックがいっぱいになります。
このような遺品はご遺族の方が必要とするものだけを遺し、必要とないものは基本的には処分(物によっては一部買取)していきます。
そしてここからが本題になります。
お客様からよくあるご質問の1つが
「これ本当に捨てちゃってもいいのかしら?」
遺品を処分するにあたり、単純に処分するには偲びがたい遺品も中には多くございます。
例えばこんなものでしょうか
・人形やぬいぐるみ
・写真等のアルバム
・日記や手帳
・神棚
・位牌や仏壇
・代々形見として受け継がれているもの
・故人の方が大切にしていた思い出の品や愛用品
物にも全て使用した人の魂が宿っているといわれています。
ティプロではこういった粗末に扱えない、捨てづらいものは提携している寺院で合同供養・お焚き上げという形で遺品を供養しております。
●合同供養とは?
お預かりした遺品を提携寺院に持ち込み、僧侶が読経を行います。
お花や線香など必要な仏具は弊社で準備致しますので、私たちスタッフも立会いの中お経をあげます。
ご遺族様のお手間をかけさせるようなことはございません。
●お焚き上げとは?
お炊き上げとは、人の想い、念や魂が宿るとされるものを、 それらに宿った念や魂を鎮め清めた後、焼くことにより感謝の気持ちを表すお礼と共に浄化されていきます。
神事的には「火の神の力で天界へ還す」という意味があります。
お預かりした遺品を一旦お預かりし、住職によるお焚き上げ供養を行います。
こういった供養は何よりご遺族の心の不安を取りのぞくことができ、新しい生活のスタートを切ることにも繋がります。
ティプロでは遺品整理を行わせていただいたお客様には、こういった合同供養・お焚き上げは追加料金を頂くことなく完全無料で行わせていただいております。
(※僧侶の訪問を希望される方には僧侶へのお布施が必要となります。)
遺品一点からでも、大きさも関係なく責任を持ってお預かりし、しっかりと供養した後、適正な方法で処分させていただきます。
故人様と長年生活をともにしてきた物というのは言ってみればその人にとっての相方とも言える存在です。
そして天国に旅立たれた故人様に大事な品々をお届けするのも大事な役目だと考えております。
遺品整理業者でもこういったサービスを広島県で行っている所は少なく、単純に不用品として処分されるケースが大半です。
また遺品の供養を考えられている場合は個別にご遺族の方が寺院を探し、追加で料金を払わなければいけない場合が多いです。
是非、ティプロ独自のサービス、積極的にご活用いただければと思います。”
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。