遺品整理の手順【1】
遺品整理の手順【2】
遺品整理の手順【3】
遺品整理の手順【4】
遺品整理のポイント【1】
遺品整理のポイント【2】
遺品整理のポイント【3】
良い遺品整理業者の見分け方~①料金について
良い遺品整理業者の見分け方~②作業について
クローゼットを整理する方法【1】
クローゼットを整理する方法【2】
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目次
遺品整理の手順【1】
遺品整理の手順は難しいと考えられる方も多いと思います。
実際に行う整理は、故人が生前に愛用された品物に全て故人の思いが詰まっていますので時間が掛かります。
しかし、手順は簡単です。
遺品整理を難しく考えず、故人を思いながら遺品整理を行いましょう。
~確認しなければならない重要事項~
初めに確認しなくてはならないことは、遺言書があるかどうか、その遺言書で相続人が確定されているかどうかです。
遺言書で相続人があなた一人と確定されていいる場合は、問題はありませんので遺品整理を始めることができます。
しかし、遺言書がなく相続人が複数人となる場合は、相続人が全員集まる時に遺品整理を行うのが一番良いと考えられます。
全員揃っていない時遺品整理を行うと、親戚や兄弟でも相続トラブルの原因となることもありますので注意が必要です。
四十九日や100日法要など、相続人が全員揃う日を選び行いましょう。
相続人が全員揃った時に、遺産分割協議を行います。
遺産分割協議とは、共同で相続した相続財産を誰にどのように分けるかを協議することです。
遺産分割協議を行う際は、結果を遺産分割協議書として書面に残しておきましょう。
遺産分割協議書は法的効力はありませんが、相続のトラブル回避と故人名義の不動産売買の際に必要な書類となります。
遺品整理の手順【2】
実際に行う整理は、故人が生前に愛用された品物に全て故人の思いが詰まっていますので時間が掛かります。
しかし、手順は簡単です。
遺品整理を難しく考えず、故人を思いながら遺品整理を行いましょう。
~必要な品物を探す~
故人の死によって、様々な手続きが必要です。
そのためにまず最初は、役所、銀行、郵便局、保険会社等の各所手続きに必要なる遺品を探すことから始めます。
印鑑、通帳類、証券類、現金、キャッシュカード、クレジットカード、身分証明書類、鍵類、手帳など、必要なものを探しましょう。
印鑑や証券類などは、故人が生前に紛失された場合や防犯の為に隠されている場合もあり、見つからないこともあります。
他の遺品を片付けている時に思いもよらない場所から出てきたりしますので、見つからない品物に特化して探さなくても大丈夫です。
もしも、印鑑などが見つからない場合でも各機関との取引は可能となっていますので、安心して下さい。
また、価値のある遺品は遺産分割の対象になりますので、絵画、骨董品、自動車、農業機械類など価値のありそうな品物の確認も行いましょう。
返却が必要なリース品も、延滞料金などの心配がありますので、見つけておきたい品物です。
遺品整理の手順【3】
~形見分け~
形見分けとは、生前に故人が大切にしていた品物を故人と親しかった親族や近親者などに贈ることです。
誰に何を形見分けするかについては、故人とその品物を贈る相手との間柄を考慮しながら遺族が相談して決めていきます。
形見分けについて故人からの遺言があれば、それに従って形見分けをします。
形見分けをするのは基本的には、故人と特に親しかった人だけです。
品物を渡す際は形見分けをする際の遺品は包装はせず、そのままお渡ししましょう。
渡す際故人がその品を愛用していたときの思い出話なども交えるとよいと思います。
形見分けをするときに贈る品物は特に決まりはなく、時計や装飾品、書物などさまざまなものが贈られています。
しかし、傷みがひどいもなどは贈らないようにし、相手に喜んでもらえて愛用できるものを贈るように心がけましょう。
形見分けの前に品物を受け取ってもらえるか相手に一度確認してみるのもよいでしょう。
また、贈るものがあまり高価なものになってしまうと贈与税がかかってしまうことがあります。
貴金属などを送る場合には十分注意しましょう。
遺品整理の手順【4】
遺品整理の手順は難しいと考えられる方も多いと思いますが、手順は簡単です。
遺品整理を難しく考えず、故人を思いながら遺品整理を行いましょう。
~処分する品物の分別~
形見分けと再利用する品物の仕分けをした後は、残る品物の処分となります。
処分するかどうか迷われる品物は保管して、急がずじっくり考えて必要か不必要かを見極めましょう。
遺品整理業者に依頼している場合は、処分する品物の分別や運び出しは業者に任せることができます。
ご遺族で品物の分別や処分をする場合は、各市町村の分別や処理方法に従って行いましょう。
普通ゴミ、資源ゴミ、容器包装プラスチック、古紙、衣類、粗大ゴミなど、各市町村により厳しく分別がされていますので注意が必要です。
リサイクル家電(テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機、エアコン)は市町村での回収はありません。
業者に依頼する、リサイクル券を購入し各市町村に依頼する、家電メーカー指定の回収施設に直接持ち込む、などの方法で処分しましょう。
ご遺族で遺品整理を行う事は理想的ですが、大型の家具や冷蔵庫の搬出には危険が伴いますので、注意が必要です。
大型家財の搬出や回収は業者に依頼することもできます。
遺品整理のポイント【1】
遺品整理は何度も経験することではないため、分からないことが多いと思います。
しかし、お亡くなりになると直後から、ご遺族がお別れを静かに悲しむ間もないくらい様々な手続きに追われてしまいます。
遺品整理も大変ですが、ポイントを押さえて故人を想いながら遺品整理を行いましょう。
~必要なものだけを探す~
まず最初は、部屋の整理は行いません。
役所や銀行、保険会社などの各所手続きに必要になってくる遺品、高価な遺品を探すことから始めます。
遺書、印鑑、通帳類、証券類、現金、キャッシュカード、クレジットカード、身分証明書類など。
遺品を分別して仮に保管するためにダンボール数枚とサインペンを用意し、段ボールの中身を書きましょう。
中身が分かることで、再度ダンボール内を検索する手間を省くことができます。
この作業中、必要な遺品以外のものは各部屋から極力移動させない様にするのがポイントです。
洋室の物は洋室に、和室の物は和室に、キッチンのものはキッチンに。
これは、生活されていた環境を保つことにより、遺品を探し易くするためです。
いくら探しても出てこないものもあるかと思いますが、故人が紛失されている可能性もあります。
思わぬところから出てくることもありますので、次に進めましょう。
遺品整理のポイント【2】
必要な遺品の仕分けを行いましょう。
~形見分け~
形見分けとは、遺産の中で故人が日々使用されていた思い出の品などの愛用品をご遺族で分け合うことです。
形見分けでの遺品整理のポイントは、形見分けする遺品か必要な遺品(捨てない遺品)に特化して整理することです。
遺品を「形見分け」「必要な遺品」「処分する遺品」に仕分けしましょう。
段ボールを用意し、それぞれに分けてダンボールに詰めていきます。
この時、入れた品が分かるように、入れた遺品の詳細をダンボールに書いておきましょう。
大型家具や大型家電など、動かすのが困難な遺品には付箋を貼ります。
3色の付箋を使用し、「形見分け」「必要な遺品」「処分する遺品」と色分けをして貼っていきましょう。
必要なものか処理するものかの判断に困る遺品が出てくると思います。
この段階では深く考えず、「必要な遺品」の付箋を貼り、後でゆっくりと考えましょう。
部屋が複数ある場合は、1部屋を空けて「形見分け」に必要な遺品を保管します。
仕分けしていない品と仕分けした品が混ざることがなく、スムーズに遺品整理が進みます。
遺品整理のポイント【3】
処分する品を決めましょう。
~迷われている遺品~
最後の遺品整理は、処分しようとされている品と付箋を貼った「形見分け」にするか処分するかを迷われている遺品の整理です。
「形見分け」にするか処分するかを迷われている遺品を再度検討しましょう。
遺品の一つ一つに故人の思い出があり、なかなか処分するかどうかを決めることは難しいです。
この段階でも迷われている遺品は残しておきましょう。
ここで無理に処分すると決めることはありません。
いつでも処分することはできますので、後悔することのないように残しておきましょう。
処分する品が決まると、遺品整理の終了です。
ポイントを押さえ、それぞれに特化した遺品整理をする事により、部屋を散らかすこともなくスムーズに遺品整理を進めることができます。
必要なものを探すために引き出し等を開けた時には、その引き出しにあったものはそのままその引き出しに戻すことで部屋の散乱を防ぐ事ができます。
チェックした棚や引き出しには、もう1色付箋を用意し貼ると分かりやすいですね。
処分するかどうか迷われる遺品は、一旦残して後からゆっくり考えましょう。
良い遺品整理業者の見分け方~①料金について
“遺品整理を依頼するほとんどの方は初めての方ばかりです。
そんな初めてだから何も知らないことをいい事に悪徳業者と言われても致し方ない、ずさんな仕事や高額な金額を請求する遺品整理業者も多いのが現状です。
そこで今回は後悔しない遺品整理を行う為にいい業者の見分け方を少しばかりご紹介します。
第1回目はお金についてです。
遺品整理を行い着手するとその作業した分の対価が発生します。(当たり前ですが・・・)
しかし、この作業に対しての対価は相場観がはっきりしていないため、同じ作業をしても会社によって大きく開きが出てきます。
お客様にとっては少しでも安く抑えたいところ。
ただ安いからという理由だけでそこの遺品整理業者に選ぶと大きなトラブルに発展することも・・・。
安いという事はそれなりの理由がありお客様がご満足いただける仕事ができていない場合が多いです。
結局ずさんな仕事で、後日別の業者に再依頼し、結果高くなってしまったという話をよく聞きます。
また「想定していたより思いのほか量が多かった」「お見積りにない処分品が増えた」などお客様の承認なく作業終了後に追加請求をする業者も多くいると聞きます。
このような「想定していなかった」という事はお見積り時に算出できていない、業者側のミスであると考えており、悪質な業者だと考えております。
ティプロでは事前に部屋の広さ、物量、作業に伴う人員をしっかり計算したものをお客様にご提示しますので追加で費用がかかることは一切ありません。
作業時にお客様のご要望で追加作業が発生することもありますが、その際は作業着手前に追加でこれだけの費用が掛かる旨をお伝えし、了承をいただいてから作業に入ります。
良い遺品整理業者を見極めるには事前のお見積り時にしっかり確認しておくことがとても大切だと思います。
料金の内訳と作業範囲をしっかり記載している業者を選び、作業終了後までそのお見積書は大切に保管しておくことがいいでしょう。
電話 0800-111-9559(24時間365日年中無休、ご相談・お見積り無料)
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良い遺品整理業者の見分け方~②作業について
“9月に入り、気温も下がり過ごしやすい季節に入ってきましたね。
猛烈な忙しさに追われた真夏の8月を終え、すこしゆっくりしております。
前回に続き良い遺品整理業者の見分け方の第2段、今回は作業編です。
一昔前は遺品の整理は遺族の方でやるのが当たり前でしたが、時代の流れと共に遺品整理という新たな業態ができました。
とは言っても遺品整理とは名ばかりで知識や経験、技術を持ち合わせていない会社も多くあります。
ティプロのように遺品整理を専門に扱っている会社は実は広島県でも数えるほどしかなく、リサイクルショップ、引っ越し業者、不用品回収業者、便利屋、中には個人でやっている方など様々な業種が参入しております。
もちろんどの形態なら安心なのかとは一概には言えませんが、大切な遺品や仏壇、仏具の取り扱いの知識のない方がごみ同然に処分してしまう素人の様な扱いしかできない会社や、まるお宝探しをするかのように目を輝かせ、金目のものを必死に漁ろうとするリサイクルショップなどもいるという話も聞きますのでご注意ください。
遺品整理は不用品の回収、供養品の取り扱い、買取の査定、清掃など様々な技術や知識が必要ですが、遺品整理にとって一番大切な事は”ご遺族様の気持ちを配慮した丁寧なサービス”が根本にあると思います。
遺品整理は単純に不用品を処分する事ではありません。
誠意をもって大切に遺品を整理し、遺されたご遺族様のここのケアまで行える事は本当の「遺品整理士」としての役目だと思っております。
電話 0800-111-9559(24時間365日年中無休、ご相談・お見積り無料)”
現代は、超高齢化時代と言われています。一人住まいの方が増え、もしもの時は残された身の回りの生活用品の整理にご遺族は途方にくれることになります。遺品整理士として、専門的な知識と豊富な経験から、遺品の整理や生前整理などのお手伝いをさせていただきます。