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こちらの内容はお客様の許可を得てご紹介させて頂いております。
岡山県新見市で特殊清掃をさせて頂きました。
一人暮らしの60代の男性がお亡くなりになり、息子さまからのご依頼です。
ご両親は息子さまが4年生の時に離婚され、お父さまとは離れて暮らされていました。
元々離婚の半年前くらいから東京に単身赴任されていたお父さまは、よく家に電子メールを送っておられました。
お父さまからのメールを心待ちにし、毎日パソコンをチェックされていた息子さまが、ある日開かれた電子メール。
それはお母さまに送られた、別れを告げるメールでした。
仕事が忙しくなかなか帰ることができないという内容だったそうです。
そのメールを読まれたお母さまの顔が悲しそうで、涙を流されたことを忘れることができないと話されました。
なんとかお父さまに思い止まってほしいと思われた息子さまでした。
しかし、実はお父さまに新しい女性がいたことがわかり…
お母さまを悲しませ、家族を捨てたお父さまを憎まれたそうです。
しかし、「憎んだけれど、父からの慰謝料のお金で生活することができた。感謝している。」と。
就職のお祝いにお父さまから実家に届いた名刺入れ、今でも大切に使われているそうです。