古物商

古物商とは、古物営業法に規定される古物を業として売買または交換する業者や個人のことです。

●概要

古物商とは、一度使用したものまたはそれに若干の加工や修理を施したものを、売買や交換を業とすることです。

古物営業法 (昭和24年法律108号) では「古物商となろうとする者あるいは古物の市場を開設しようとする者は、営業所ごとにその取扱う古物の種類を定めて所轄の公安委員会の許可を受けなければならない。」とあります。
古物をレンタルやリースなどする場合であっても、顧客に貸与しまたは顧客から返還を受けることが同法の「交換」の古物商に該当します。

扱うものにより中古自動車や中古パソコンなどの販売店やレンタル店、金券ショップ、リサイクルショップ、リユースショップなどと呼ばれます。

盗品の売買または交換を捜査や検査するために、営業所を管轄する都道府県公安委員会(窓口は警察署)の許可が必要です。
中古車販売店やリース店、リースの終了(リースアップ)した中古パソコンや計測機器などを販売や転リースするリース会社などは、古物商の許可を得ています。

許可を受けると、固い厚紙に布張りした二つ折り黒または青表紙の手帳型許可証(鑑札)が交付されます。店頭に掲げておく許可票は、自作するか専門の業者に製作してもらいます。

●古物営業法

盗品が扱われるおそれがあるため、古物や古物商は古物営業法(昭和24年法律第108号)に規定されています。

古物営業法第2条第1項は、古物を(1)一度使用された物品、(2)未使用ながら使用のために取引された物品、(3)(1)や(2)の物品にいくぶん手を加えた(加工・修理した)ものと定義しています。

古物の対象は、美術品、衣類、時計・宝飾品、自動車、オートバイ、自転車、カメラ・光学機器、OA機器、機械・工具、道具、カバン・靴、書籍、金券・プリペイドカードなどの種類があげられています。

古物の交換にはレンタル業やリース業も含まれ、インターネット上の売買も対象です。このため古物商には、中古車販売店、古本屋、質屋、書籍・DVDなどのレンタル店、中古パソコン・ソフト類の販売・レンタル店、古道具屋、機器リース業、リサイクル・リユース店、リース業、金券ショップ、インターネット・オークション業などが該当します。

古物商は古物営業法の適用をうけて都道府県公安委員会の許可を受ける必要があり、許可を受けると許可証(鑑札)が交付されます。

無許可営業は3年以下の懲役または100万円以下の罰金を科されます。盗品を扱ったことがわかると警察は業務の中止を命じることができ、命令違反も3年以下の懲役または100万円以下の罰金となります。
古物商が善意で盗品や遺失物を買ったり交換した場合でも盗難や遺失から1年以内であれば、被害者や遺失者は無償でその物品の返却を要求することができます。

●古物営業

古物を売っても、売り方よっては古物営業に該当しません。

法律ではその営業のやり方により3つに規定されており、この3つのいずれかに該当する場合は公安委員会から許可を受けたり届け出が必要です。

・1号営業

古物を売買したり交換したり、または委託を受けて売買したり交換したりすることです。このような営業をするために、許可を受けたると古物商となります。

委託を受けて売買とは、売買することを他人から依頼され、それを引き受けて売買をすることです。古物を依頼者から受け取り、自分の店の店頭に並べて売ることになります。単に売り手と買い手を結びつける斡旋とは違い、あくまで自分で売買を行うことです。

1号営業から除外される営業形態
・古物の買取を行わず、売却だけを行うこと(無償または引き取り料をもらって引きとった物を修理して売ることも1号営業から除外)
・自分が売却した物をその相手から買い受けることだけを行うこと

他人から古物の買取りをしなければ、それを売っても古物営業には該当しません。

リサイクルショップやバザー、フリーマーケットで行われている取引きが古物営業にあたるかどうかについては、その取引きの実態や営利性などに照らして個別具体的に判断する必要があるとされています。

・2号営業

古物市場を経営することをです。(古物商の人だけの間で古物の売買または交換を行うための市場で、通常オークションのようなせり売りの方法)

このような市場の営業を営むために公安委員会から許可を受けた人を古物市場主と呼びます。

古物市場での取引きは古物商の人に限られているため、一般の人は参加できません。

市場の取引きに利用させるために場所を提供している人でも無料で場所を提供している場合はもちろん、場所代などをもらっていてもそれが単なる場所の提供料金で自分が古物商間の取引きに一切関与しないような場合は2号営業には該当しません。

・3号営業(古物せりあっせん業)

インターネットオークションのような古物の売買をしようとする人のあっせんをホームページを使用するせりの方法により行う営業です。

古物せりあっせん業を営む人を古物せりあっせん業者と呼びます。

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