遺品整理士

遺品整理士とは一般社団法人遺品整理士認定協会の運営する資格で、専門的な知識と故人への畏敬・感謝の気持ち、ご遺族への配慮の気持ちを持ち合わせた、遺品整理をご遺族に代わり行う遺品整理の専門家です。

業務を事業として代行するにあたってはより法規制に遵守した形で行っていくことが重要で、遺品整理の取り扱い手順や遺品整理に関わる法規制等の知識を正しく身に付けています。

認識の違いから遺品整理を遺品の処理と捉えることもありますが、故人の想いのこもった品々を供養という観点から取り扱い方法について学んでいます。

●遺品整理士の仕事内容

遺品整理士の仕事は単なる不用品回収とは異なり、高い信頼性と専門性が必要とされます。

①遺品の仕分けをする
時間不足や人手不足、その他さまざまな事情で故人の遺品整理を行うことができない遺族に代わり、遺族と相談しながら残す遺品、処分する遺品、供養する遺品に仕分けします。

②不用品や廃棄物の処分
遺族と相談した上で廃棄することになった不用品を、自治体のルールに従って正しく処分します。ほとんどのものが可燃ゴミや粗大ゴミとして処分しますが、遺品によっては自治体で処分ができない場合もあり、不用品回収業者へ回収を依頼したりリサイクルに回したりします。

③供養をする
遺族から供養を依頼された遺品は、通常は菩提寺で供養します。最近では菩提寺がない家も増えており、その場合は遺品整理士が供養できる施設を紹介します。

④遺品整理以外の仕事
遺品整理士が遺品の整理を行うとき、部屋の掃除、消臭や除菌をする必要がある場合もあります。

●遺品整理士の資格取得でできること

・遺品整理の専門家としての信頼を得ることができる
遺品整理業に関する法整備はほとんど整ってなく、不要品を不法に投棄したり、遺品を粗末に扱ったり、不当に高額な料金を請求したり、到底信頼をすることができないような悪徳な業者も存在しているのが現状です。
遺品整理業界におけるモラルの低下を是正することを目的として遺品整理士の資格制度導入されました。
遺品整理士の資格は遺品整理の専門家としての信用度が高まり、利用者から信頼を得ることができます。

・遺品を正しい心構えで扱うことができる
遺品整理士認定講座では遺品に対する心構えを学びます。この心構えこそ、遺品整理士と単に不用品回収を行う業者との一番の違いです。遺品に対する扱い方に遺品整理に関する専門家としてのプロ意識を持ち、大切な遺品を供養する気持ちで、丁寧に扱うことができます。

・不用品や廃棄物を正しく取り扱うことができる
遺品整理士認定講座では不用品や廃棄物処理に関する法律を学ぶため、正しい知識を持った上で不用品や廃棄物の処分を行うことができます。大切な故人の所持品であった遺品を正しく処分をしてあげることが故人への供養であり、遺族に対する配慮でもあります。

●遺品整理士の必要性

・高齢化社会
高齢者の増加と核家族化により、高齢者の孤独死が社会問題化しています。また、未婚の方の増加により、今後さらに孤独死が増加することが懸念され、子供も高齢であるために、実家の遺品整理ができない方も増えています。

・法整備が整っていない
法整備が整っていないことで起こるトラブルを未然に防ぐため、遺品整理士が必要とされています。中には不法投棄をする業者や高額な費用を請求する業者、遺品を粗末に扱う業者などもあり、業界の健全化の必要性が高まっています。そのため、正しい知識を身につけた遺品整理士を設けることにより、多くの方に安心して利用してもらうことができます。

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